ハケンアニメ!:主題歌にジェニーハイ 高野麻里佳がゲストボーカルに 掛け声で梶裕貴、潘めぐみ、高橋李依、花澤香菜も

映画「ハケンアニメ!」のポスタービジュアル(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
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映画「ハケンアニメ!」のポスタービジュアル(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会

 アニメ業界で奮闘する人々を描いた辻村深月さんの人気小説が原作の映画「ハケンアニメ!」(吉野耕平監督、5月20日公開)で、バンド「ジェニーハイ」が主題歌「エクレール」を担当することが3月8日、分かった。ジェニーハイは、バンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さん、お笑い芸人の小籔千豊さん、お笑いコンビ「野性爆弾」のくっきー!さん、作曲家でピアニストの新垣隆さん、バンド「tricot(トリコ)」の中嶋イッキュウさんによるバンド。主題歌「エクレール」では、同作に出演する声優の高野麻里佳さんがゲストボーカルとして参加する。本予告が公開され、主題歌がお披露目された。

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 高野さんは、同作で声優の群野葵を演じ、実写映画初出演を果たすことも話題になっている。高野さんは、主題歌への参加について「初の映画で主題歌まで参加させていただき、とても光栄に思います。『エクレール』は経験したことのないテクニカルなレコーディングをしました。完成音源のパワーに、ジェニーハイさんが作り出す音楽のすごさを見せつけられた気がします。クリエーターなら誰もがグッときてしまう、歌詞にも注目してほしいです!」と話している。

 主題歌では、「ハケンアニメ!」の劇中アニメに声優として出演する梶裕貴さん、潘めぐみさん、高橋李依さん、花澤香菜さんらも掛け声で参加する。

 川谷さんは「映画がとにかく面白くて、それに負けない曲を作ろうと気負ったせいで何回もボツにしてしまいました。“ポップスとは何ぞや”を今までで一番考えた気がします。その苦難のせいか結果的にアニメ業界で覇権を取るべく葛藤する登場人物たちにより感情移入できた気がします。声優の皆さんにも楽曲に参加していただき、これまでにないポップなジェニーハイが誕生しました。ぜひ映画と共にお楽しみください」とコメント。

 主人公の新人アニメ監督・斎藤瞳を演じる吉岡里帆さんは「初めて聞いた時、思わず“可愛い”と声が出ました。作中アニメーションの色感と通ずるところがあり、ピュアで熱量のある音が劇場を出た時に気持ちよく余韻として残りそうだなと思います。エクレアは本編でも登場し、心情を伝える大切なアイテムです。映画に出てくるエクレアを思い出しながら聴くとまた違った良さを感じられるかと思います。すてきな主題歌を作っていただき、一出演者としてとてもうれしいです!」と話している。

 「ハケンアニメ!」は、全国の書店員が「一番売りたい本」を選ぶ2015年の「本屋大賞」にノミネートされた小説。映画では、主人公の新人アニメ監督・斎藤瞳(吉岡さん)と伝説の天才監督・王子千晴(中村倫也さん)が、最も成功したアニメに与えられる称号「覇権(ハケン)」を争う姿を描く。東映アニメーションが監修し、アニメ「攻殻機動隊」シリーズなどで知られるプロダクションI.Gをはじめ、日本を代表するアニメプロダクションが劇中アニメの制作に参加。映画「君の名は。」にCGクリエーターとして参加した吉野さんが監督を務める。

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