薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
NHKの番組「バラエティー生活笑百科」(総合、土曜午後0時15分)の最終回(1792回)の収録が3月7日、NHK大阪ホール(大阪市中央区)で行われた。1985年にスタートした長寿番組が、約37年の歴史に幕を下ろすことになる。
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相談室CEOを務める落語家の桂南光さんは、「37年間お世話になりました。これからも世の中、ま~るくおさめていきたいと思います」とおなじみのフレーズで、会場に駆けつけた番組ファンに感謝の言葉を述べていた。
最終回には、ゲスト出演回数第1位のキダ・タローさんが登場し、「大阪臭い居心地のいい番組で、ずっと続いたらいいなと思っていた」と名残惜しそうに語っていた。辻本茂雄さん、山田花子さん、三倉佳奈さんが相談員を務めたほか、最後の相談は「オール阪神・巨人」らがリレー漫才を行った。
最後には、キダさんが作曲した番組テーマ曲のフルコーラスが歌詞付きで公開され、出演者がステージに並ぶ中、演歌歌手の神野美伽さんが歌い、にぎやかに締めくくられた。
同番組の制作スタッフは「法律という素材を、堅苦しく取り上げるのではなく、絶妙の『ええ加減さ』で、『ま~るくおさめる』。長く続けようとしたわけではなく、時代に応じた身近な相談ごとを拾い続け、いかに楽しく、面白くまとめていくかを考え続けた結果、いつの間にか37年たっていました」とコメントを寄せている。
「バラエティー生活笑百科」は大阪局制作で、漫才と法律を結び付け、漫才で提示した相談を相談員が討論し、法律の専門家である弁護士がコンパクトに回答する、というスタイルを開始時から現在まで引き継いできた。昨年8月17日に死去した落語家の笑福亭仁鶴さんが、1986年3月から約36年にわたり相談室長を務め、「四角い仁鶴がま~るくおさめまっせ」の決めぜりふで視聴者から愛されてきた。
最終回の模様は4月2日午後0時15分から放送予定。