日本テレビ:4月期改編「テレビの危機を乗り越える」 G帯改編率20.4% “同時に、みんなが楽しめる”強み生かして

日本テレビの社屋
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 日本テレビは3月10日、4月期の番組編成を発表した。改編のテーマは「テレビの危機を乗り越え、生活者から支持・選択されるタイムテーブル」「OFFからONへ、ONからFANへ、FANからBUZZへ!~コンテンツを通じて、生活者に常に話題を提供し続ける~」。木戸弘士編成局編成部長は、「今はオンデマンド視聴などもありますが、テレビにおいては“同時に、みんなが楽しめる”というストロングポイントがあると思っております」と説明し、「話題になることによって、コンテンツの価値を高めていきたい」と話した。

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 改編率は全日帯は8.3%、ゴールデン帯(午後7~10時)は20.4%、プライム帯(午後7~11時)は11.0%となった。

 人気トークバラエティー番組「しゃべくり007」(月曜午後10時)が、月曜午後9時に枠移動する。現在、月曜午後9時に放送されているバラエティー番組「人生が変わる1分間の深イイ話」は終了する。

 タレントのマツコ・デラックスさんと人気グループ「関ジャニ∞」の村上信五さんがMCを務めるバラエティー番組「月曜から夜ふかし」(月曜午後11時59分)が、月曜午後10時に進出する。月曜と火曜の午後11時59分からは、新バラエティー番組「午前0時の森」が放送される。MCとアシスタントが、挑戦的な企画を繰り広げる生番組で、MCは毎回異なり、オンエア当日に発表される。村上さんと、お笑い芸人の劇団ひとりさんが月曜のアシスタントを担当。火曜日のアシスタントは後日発表される。

 お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の上田晋也さんがMCを務めるバラエティー番組「上田と女が吠(ほ)える夜」(水曜午後9時)が、4月6日にレギュラー放送を開始する。“歯に衣(きぬ)着せぬ”女性芸能人たちが、モヤモヤだらけの世の中を一刀両断する番組になるという。現在同枠で放送されているトークバラエティー番組「今夜くらべてみました」は終了する。

 ドラマは、4月13日から今田美桜さん主演の「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?」(水曜午後10時)、14日から滝藤賢一さんと広瀬アリスさんダブル主演の「探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)、23日からディーン・フジオカさん主演の「パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜」(土曜午後10時)、24日から人気グループ「なにわ男子」の道枝駿佑さん主演の「金田一少年の事件簿」(日曜午後10時半)が放送される。

 アニメは、4月2日から小瀬木麻美さんのバドミントンを題材にした小説が原作の「ラブオールプレー」(読売テレビ・日本テレビ系、土曜午後5時半)が放送される。

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