アイドルグループ「NMB48」の上西怜さんと本郷柚巴(ほんごう・ゆずは)さんが、2月23日に発表された、27枚目シングルの表題曲の選抜メンバーなどをファン投票で決定する企画「NAMBATTLE2~愛~」の結果速報への思いを語った。速報は、上西さんが3位、本郷さんが14位という結果。“グラビア2トップ”として注目される2人に、お互いの印象なども聞いた。
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「NAMBATTLE2~愛~」では、27枚目シングルの表題曲の選抜メンバー(1~14位)、アンダーガールズ(15~24位)を、ファン投票によって決定する。投票は、26枚目のシングル「恋と愛のその間には」の封入特典のほか、モバイル会員などから受け付ける。3月27日にロームシアター京都(京都市左京区)での開票イベントで最終結果を発表する。
速報14位となった本郷さんは、「今回、選抜のラインに入るとも思っていなかったので、正直、ホッとした気持ちです」と本音をのぞかせる。しかし、「何事も目標は高くと父親から言われていたので、何に対しても1番を目指しています」と目標は高く掲げ、「(速報は)選抜ギリギリのラインだったので、悔しい気持ちの方が大きいです。これから1位を目指して、ファンの方とどうやって絆を深め合うのかを考えたいです」と話す。
一方、速報3位と好調な滑り出しだった上西さんは、「AKB48の総選挙の時から、スタートダッシュは大事だと経験していました。目標順位は1位だったんですけど、速報でも1位をとらないとダメだと思っていたので、3位と聞いてメチャメチャ悔しかったです」と残念がる。
続けて「(1位だった)小嶋花梨ちゃんが『うれしくて言葉にできない』と言っていましたが、逆に私は悔しくて言葉にできませんでした」と率直な気持ちを明かし、「でも、この順位を受け止めて、締め切りまでの期間、自分にできることをアピールして、1位で終われるようにしたいです」と逆転首位への決意を語った。
26枚目のシングル「恋と愛のその間には」では、梅山恋和さんと共に初のダブルセンターを務める上西さん。また本郷さんは、今作で初の選抜メンバー入りを果たした。
NMB48には7年間し、念願の初選抜入りとなった本郷さんは、「いままで入れなかった悔しさもありますし、高校を卒業したタイミングでグラビアを始めさせていただき、ファンの方の期待度はすごくて、『次は入れるよ!』って言ってもらいました。それで油断できないのがNMB48で、発表されるまで気が気ではなく、ホッとしました」と語る。
上西さんは、「先輩が卒業され、昨年の次世代コンサートで、『私もセンターに立ちたい』と言わせてもらい、その言葉が口だけにならないよう、センターに選んでもらえるような人にならないといけないと思っていました。ただ、センターが発表されたら、不安が押し寄せてきて、聞いてから2週間、家族にも言えなかったんです」と明かす。
そんな上西さんを励ましたのは、元NMB48で姉の上西恵さんだった。「ジャケ写の撮影する前日、お姉ちゃんに報告したら、すごく喜んでくれて。『すごいやん! 今まで頑張ってきたことが生かされると思うから、自分を信じて頑張れ!』とアドバイスも応援もしてくれました。そこで『素直に喜んでいいことなんや』って思えて、安心することができました」と語った。
数々の雑誌で表紙を飾るなど、2人はグラビアにも積極的だ。本郷さんがグラビアを始めたのは、昨年卒業した“最後の1期生”、白間美瑠さんがきっかけだったといい、「美瑠さんがグラビアでNMB48を引っ張っていってほしいという言葉を残してくださったので、新しいNMB48をみんなで作り上げていけたらと思います。期待を込めて言ってくださったので、期待以上のものを作っていきたいです」と意欲を示す。
また、「(上西)怜ちゃんのグラビアを見て、私も活動しようと思いました」ともいい、「怜ちゃんがグラビアで、いろんな新しい自分を見つけたり、NMB48を引っ張っている姿を見せてくれていたので、私も新しい一歩を踏み出せば、新しい自分を出せることができると思い、挑戦しようと決意しました」という。
グラビアで切磋琢磨(せっさたくま)し合う仲だが、上西さんは「ゆずちゃんは表紙を飾ることが多いので、私も負けないように頑張ろうと思います。でも、2人で撮影できればめちゃめちゃうれしいです(笑い)。お互いに認め合いながら、ライバル視できる存在は初めてなので、2人でNMB48をグラビアで引っ張っていきたいです」と笑顔で語る。
「NAMBATTLE2~愛~」について、本郷さんは「この企画を聞いた時、さすがはNMB48だなと思いました(笑い)。NMB48のファンじゃない方は、『何やってんだろう?』と一歩引いて見ていると思いますが、そういった方々に、『NMB48はがむしゃらに泥臭く戦っていくんやぞ!』と知ってもらえると思います」とアピールする。
上西さんは、「速報で、今までアンダーガールズだったメンバーが選抜ラインに入っていたり、アンダーガールズの中に7期生がいっぱい入っていたので、これからを担う世代の成長も楽しみにしてください」と力を込めた。