ドラゴンボールDAIMA
第10話 ウナバラ
12月16日(月)放送分
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」の完結編となる映画「ウルトラマントリガーエピソードZ」が、3月18日に円谷プロダクションの動画サービス「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信されるほか、劇場公開される。「ウルトラマンZ」のナツカワ ハルキ=ウルトラマンゼット(平野宏周さん)が登場し、マナカ ケンゴ=ウルトラマントリガー(寺坂頼我さん)、エキスパートチーム「GUTS-SELECT」と共闘し、宇宙の運命をかけた大決戦を繰り広げる。中村優一さんがGUTS-SELECTの新隊長を演じることも話題になっている。寺坂さん、平野さん、中村さんに「ウルトラマン」への思い、映画の撮影について聞いた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
寺坂さん ケンゴは抑えていたものがあふれてくるシーンもありました。いいラストになりました。「いいラストだったよ!」と言っていただけることも多く、うれしいですね。最終回の放送日は、名古屋で同時視聴イベントが行われ、ファンのみんながいる前で一番前の席で見ていました。後ろを見たら、泣いている子供もいて、「ウルトラマントリガー」を応援していただいていることを肌で感じました。
-ー演じる中で意識したことは?
寺坂さん カルミラとの戦いが続く中で、説得力を持たせるために、表情などで伝えることができればと思っていました。「誰かのために!」という精神がずっとありました。最後に甲板から飛び降りて変身するシーンがあったのですが「一番いい変身しよう!」と気持ちを込めました。ファンの方に「第1話と最後では変身が全然違う」と言っていただけたことが、うれしかったですね。
寺坂さん 連続ドラマが初めてでしたし、台本の読み方、作品への向き合い方など初めて知ることが多く楽しかったです。朝が早い時もありましたが、キツいと思ったことはありませんでした。
平野さん 一つの作品を作るためにいろいろな方が関わっていることを知り、主人公を演じる重みを感じていました。演じることの楽しさも学びました。「役者をこれからも続けたい」という思いが強くなりました。
寺坂さん 素直にガッツポーズでした。喜びしかなかったです。ずっと「続きをやりたい!」と言っていたので。
中村さん 寺坂君たちが積み上げてきたものがありますが、僕はこの映画がスタートです。しかも、まさかの隊長役ですし「とにかく頑張る!」という気持ちでした。「この作品の映画に出られるんだ!」という思いで、ドキドキしながら「トリガー」の放送を見ていました。
平野さん 「ウルトラマン」に戻ってこられる喜びがありました。「トリガー」にゲスト出演した時に、皆さんによくしていただいたので、また会えるのもうれしかったです。「Z」の映画は!?という思いもあるのですが(笑い)。
平野さん 映画では、ケンゴ君が大きく見えました。顔つきも変わりましたよね。周囲との関係性が変わり、その雰囲気が映像になっていると思います。先輩の意見です(笑い)。
寺坂さん 先輩、ありがとうございます! うれしいです。先輩は、いい意味で自由ですよね。ケンゴとハルキさんは違うところもあるけど、真っすぐなところは同じです。ハルキさんは、現場でもファンの方にもすごく愛されていますよね。自由そうに見えて、細やかなことを大事にされていて「先輩の背中は大きいな!」と感じました。
平野さん うれしいですね。そこ、太文字にしておいてください(笑い)。
中村さん 主役になるべくしてなった二人だと思っています。同じウルトラマンでもそれぞれに魅力があります。寺坂君は優しさの中に強さを感じるヒーローです。平野君は、メリハリがありますよね。戦っている時はヒーローらしくて格好いい。普段はすごく自然なんですよね。専門用語も多い作品ですが、ナチュラルにしゃべるんです。僕はそれがなかなかできない。
寺坂さん ありがとうございます!
平野さん 役作りで気にしていたところなんです。うれしいですね。
中村さん 平野君は、今日は冗談ばかり言っているので少しイメージが変わりましたが(笑い)。
中村さん 最初はファン目線で現場にいました。それが本音です(笑い)。全てが新鮮でした。「隊長らしくしないといけない!」と思っていたのですが、心の中で「すげえ!」となっていて。夢がかないました。「ウルトラマン」で育ちましたからね。少年の時の気持ちに戻っていました。
寺坂さん そうだったんですね!
中村さん 隊員服にもテンションが上がりました。着ると「隊員、隊長になったんだ!」となりますし、司令室で会話をしていると、「ウルトラマン」の世界に自分がいる感覚になり、それが一番うれしかったですね。この隊員服、ほしいなあ……。プライベートでも着たい。
寺坂さん どっちがいいとかではないのですが、タツミ隊長とも違っていて、隊長によって雰囲気が変わるんですよね。中村さんが新隊長でありがたかったですね。
中村さん 寺坂君とお芝居をしていて、目での会話ができたことがすごくうれしかったです。目からのエネルギーを感じながら演じていました。すごく幸せでした。
平野さん 「自分がヒーローであること」を忘れないことですね。
中村さん 「自分がヒーロー……」って別の取材で俺が言ったことだよ(笑い)。
平野さん 大事なことなんで(笑い)。
寺坂さん 家でも忘れないのですか?
平野さん そうですよ(笑い)。それと、ありのままでいることですね。どんな人も誰かのヒーローですから。
中村さん 出演させていただいているので、展開が分かっているのですが、「こうなるんだ!?」とびっくりすることがたくさんありました。「Z」「トリガー」を応援していた皆さんが楽しめる内容になっていると思います。同じ日に配信され、劇場で上映されるのも素晴らしいですね。いい時代になりました。このような状況ですし、外出しづらい方も配信で見ることができます。配信で見て「やっぱり大きいスクリーンで見たい!」という方は、ぜひ映画館でこの迫力を味わっていただきたいです。映画館で見た方も、配信で何度も見ることができます。まずはどちらかで見ていただきたいです。
平野さん Zさんとハルキのスクリーンデビューです。ぜひ見てください! TSUBURAYA IMAGINATIONでテレビシリーズ「Z」「トリガー」を全話見られます。ぜひ、テレビシリーズも見てください!
寺坂さん イーヴィルトリガーとの戦いが格好いいです! 皆さんの期待を超えるものになっています。劇場、配信で何回も見てください! 「スマイル!スマイル!」になってください!
週に約100本(再放送含む)のアニメを視聴し、アニメを使った町おこしのアドバイザーなども務めるアニメコラムニストの小新井涼さんのコラム「小新井涼のアニメ考」が約10年の歴史に幕を…
人気マンガ「恋は雨上がりのように」などで知られる眉月じゅんさんの最新作が原作のテレビアニメ「九龍ジェネリックロマンス」が、2025年4月からテレビ東京系で放送されることが分かった…
人気コスプレーヤーの伊織もえさんが、「ヤングアニマル」(白泉社)で連載中の“もふもふ騎士×エルフ娘”ファンタジーマンガが原作のテレビアニメ「Sランクモンスターの<<ベヒーモス>>…
「進撃の巨人」「SPY×FAMILY」などで知られるWIT STUDIOのオリジナルテレビアニメ「ローリング☆ガールズ」の放送開始10周年を記念して、全12話のオールナイト上映…
ゴルフをテーマにしたオリジナルテレビアニメ「空色ユーティリティ」とゴルフ雑誌「週刊ゴルフダイジェスト」(ゴルフダイジェスト社)で連載中のゴルフマンガが原作のテレビアニメ「オーイ!…