1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回（3月6～12日）は、テレビアニメ「無職転生 ～異世界行ったら本気だす～」の第2期が制作されるニュースや「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」のMS-06F ドアン専用ザクのメカ設定画が公開された話題などが注目された。

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　3月6日、MF文庫J（KADOKAWA）のライトノベルが原作のテレビアニメ「ようこそ実力至上主義の教室へ」の第2期が、7月から放送されることが分かった。第3期も制作され、2023年に放送されることも発表された。「1年生編」を全てアニメ化する。

　6日、小説投稿サイト「小説家になろう」で人気のライトノベルが原作のテレビアニメ「無職転生 ～異世界行ったら本気だす～」の第2期が制作されることが分かった。同日、TOHOシネマズ日比谷（東京都千代田区）で開催された同作の番外編「エリスのゴブリン討伐」の先行上映会で発表された。詳細は今後、発表される。

　6日、水木しげるさんのマンガ「悪魔くん」の新作アニメシリーズがNetflixで2023年に全世界配信されることが分かった。1989～90年に放送されたテレビアニメ以来、約33年ぶりの新作アニメとなる。1989年版のテレビアニメから三十数年後の世界が舞台で、悪魔に育てられた天才少年・埋れ木一郎が、相棒のメフィスト3世とともに、悪魔の引き起こす怪事件に挑む。梶裕貴さんが主人公の二代目悪魔くん／埋れ木一郎を演じる。

　6日、水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が、2023年秋に公開されることが分かった。「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版アニメが公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版で2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂！！」以来、約15年ぶりとなる。

　7日、NHK・Eテレで放送中の人気テレビアニメ「おじゃる丸」の新作スペシャル「ヘイアンチョウ鬼神決戦」が28日午前9時に放送されることが分かった。新作には、17歳の美少年になった“おじゃる17（セブンティーン）”が約6年ぶりに登場するほか、成長した子鬼トリオ、館長さんらおじゃメンズが活躍する。妖精貴族・坂ノ上家に伝わる不思議な力も明らかになるという。

　7日、「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載中の芥見下々（あくたみ・げげ）さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」の劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」（朴性厚監督）が、2021年12月24日の公開から73日間で興行収入が123億円を突破したことが分かった。観客動員数は約885万人を記録。

　9日、アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインなどを担当した安彦良和さんが監督を務める劇場版アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」（6月3日公開）に登場するMS-06F ドアン専用ザクのメカ設定画が公開された。ドアン専用ザクは、ククルス・ドアンが地球侵攻作戦中に脱走したため、倒した相手の機体から部品を回収し、機体の補修、改修。一部装甲は剥（は）がれたままになっており、左右非対称な部分も多い。ドアン専用ザク、RX-78-02 ガンダムが対峙（たいじ）する姿が描かれたティザービジュアルも公開された。

　10日、「月刊少年ガンガン」（スクウェア・エニックス）で連載中のマンガ「金装のヴェルメイユ～崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む～」が、テレビアニメ化され、7月から放送されることが分かった。「刀剣乱舞-花丸-」などの直谷たかしさんが監督を務め、Staple Entertainmentが制作する。広瀬裕也さん、内田真礼さん、倉持若菜さんが出演する。

　11日、「映像研には手を出すな！」などのサイエンスSARUが手がけるオリジナルテレビアニメ「ユーレイデコ」が制作され、7月に放送されることが分かった。現実とサイバースペースが重なり合う情報都市トムソーヤ島を舞台に、ユーレイ探偵団が駆け抜ける姿を描く近未来ミステリーアドベンチャーになるという。「SUPER SHIRO」などの霜山朋久さんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」などの佐藤大さんがシリーズ構成を担当する。

　11日発売のマンガ誌「ビッグコミックスペリオール」（小学館）7号で、太田垣康男さんのマンガ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」が巻頭カラーを飾った。同号で新章が開幕し、ビグ・ザムの建造シーンが見開きで描かれた。

　11日、「月刊少年ガンガン」（スクウェア・エニックス）で連載中の河添太一さんのマンガ「不徳のギルド」がテレビアニメ化されることが分かった。「回復術士のやり直し」などの朝岡卓矢さんが監督を務め、ティー・エヌ・ケーが制作する。