カムカムエヴリバディ:“ターニングポイント”の第20週スタート 「伏線回収始まる?」とSNSざわつく 「涙腺崩壊覚悟」の声も

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第93回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第93回の一場面 (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第93回が3月14日に放送。同日から“大きなターニングポイント”になる第20週「1993-1994」に入り、錠一郎(オダギリジョーさん)がトランペットを吹けなくなってから30年間の生き様が明らかになったほか、サンタ黒須(濱田岳さん)が「橘算太」として再登場するなど、月曜日から目が離せない展開で、SNSは「今週から朝ドラの伏線回収が始まりそう」とざわついている。

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 第93回では、ひなた(川栄さん)と弟の桃太郎(青木柚さん)がけんかをしていると、錠一郎がトランペットを手に二人の前へ。一体なんの冗談かと笑い出す子供たちに、るい(深津さん)は錠一郎がかつてプロのトランぺッターだったことを初めて話して聞かせる。知られざる父の過去を知って驚くひなたと桃太郎。一方、るいは錠一郎のある言葉が気になる……という展開だった。

 錠一郎は子供たちに、原因不明の病気でトランペットが吹けなくなったことや、るいと結婚した経緯などを明かす。京都移住後も治療に努めていたが、桃太郎が生まれたころからやめてしまったといい、「諦めたっていうか、何か吹っ切れたんかなあ。もう一生、トランペットは吹かれへん。この回転焼き屋で仕事の役には立たへんけど、ひなたと桃太郎のいいお父ちゃんとして生きられたら、それでええ。それで僕は幸せや」と、トランペットを吹けなくなってから30年間の生き様を明かした。

 さらに終盤、クリスマスイブに算太が現れた。るいが買い物から戻ると、回転焼き屋の前に客が待っていた。「すいませんねえ、お待たせしてしもて」と慌てるるいだが、待っていたのは消息不明になっていた叔父の算太だった。算太が「るい。るいじゃのう?」と声を掛けると、るいが驚いた表情をして、エンディングを迎えた。

 めまぐるしい展開に、SNSでは「分かってたけども今週はすごい週やわ……」「月曜からこれだよ! すごいよ!」「算太はるいに何を語るのか。今週は大きく話が動きそう」「今週から朝ドラの伏線回収が始まりそう。涙腺崩壊覚悟しなきゃ」「いよいよ伏線回収編突入か!?」「これから、どんどん回収されて行くのかな?」「今週は物語がかなり動くみたいねぇ」などのコメントが並んだ。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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