緊急取調室 (2025)
最終話 蒼い銃弾
12月18日(木)放送分
俳優の當真あみさんが、日本テレビ系で7月期に放送されるドラマ「ちはやふる-めぐり-」で連続ドラマ初主演を務めることが4月18日、分かった。2016年に「-上の句-」「-下の句-」、2018年に「-結び-」で公開された映画シリーズに出演した上白石萌音さんが、大江奏役を続投することも明らかになった。
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「ちはやふる」は、「BE・LOVE」(講談社)で2007~22年に連載されたマンガ。綾瀬千早が、転校生の綿谷新との出会いを通じて競技かるたの魅力に目覚め、幼なじみの真島太一らかるた部の個性的なメンバーたちと共にかるたに情熱を燃やす……というストーリー。
今回のドラマは、映画化した3部作から10年後の世界を描くオリジナルストーリー。舞台となる梅園高校の競技かるた部は部員が少なく、廃部寸前。主人公で高校2年生の幽霊部員・藍沢めぐるが、古文の非常勤講師で、新たに競技かるた部の顧問となった大江奏と出会い、運命が大きく動き出す。
参加させていただけるうれしさと緊張がありました。みなさんが作り上げた映画「ちはやふる」シリーズの世界観にリスペクトを持って、末次(由紀)先生の「ちはやふる」、映画「ちはやふる」シリーズのたくさんのファンの方々のイメージを崩さないよう、つなげていけたらなと思いました。
最初に憧れという感情を持ちました。かるたをなりふり構わず追いかける姿がすごくまぶしかったです。私が映画「ちはやふる」に出会ったのはちょうどコロナ禍で部活も学校も休みになったときだったので、私の中で希望にもなった作品でした。
「ちはやふる」は本当にたくさんのファンの方々がいると思います。私もこの作品に感銘を受けた一人です。私が受けた感動を今度は観てくださる方に伝えられたらなと思っています。ぜひ、楽しみにしてほしいです。
ひと言では言い表せません。また奏を演じられるのだという喜びがありましたし、「ちはやふる」の世界に飛び込んで心を動かせるのが本当にうれしいなと思いました。映画の10年後の世界を描くドラマですが、実際に映画シリーズの撮影からも10年が経っています。早かったのか、長かったのか……“10年という時間”に思いを馳せるきっかけにもなりました。感慨深いという言葉が一番ぴったりかなと思います。放送が楽しみでなりません。
原作をお好きな方も、映画を愛してくださっている方も、初めて「ちはやふる」と出会ってくださる方も、きっと心がみずみずしく溶かされるような、栄養のようなものを体中に感じていただけると思います。疾走感があって、葛藤もしっかり描かれている骨太な青春ドラマになると思います。どの方々にも満足していただけるように精いっぱい作っていきますので、ぜひ、楽しんでいただけるとうれしいです。
(ポスター撮影の時に)本当に久しぶりにお会いしました。また一緒に作品を作らせていただけることの喜びを分かち合いました。10年後が舞台ということで、奏もしっかり10歳年を取っています。原作では描かれなかった奏の葛藤や、千早ちゃんへの想い、どんなふうにこの10年を過ごしてきたのかというところもしっかり描かれます。末次先生も「そこがすごくうれしい」とおっしゃっていました。先生にとってはきっとどのキャラクターも我が子のように大切だと思いますので、私もしっかりと奏ちゃんを愛し抜いて一緒に悩んだり喜んだりしたいと思います。
今回、「ちはやふる-めぐり-」の主演を當真あみさんにつとめていただくことになりました。日々撮影をしながら、彼女の中にある静かな情熱をひしひしと感じています。當真さんに演じていただくめぐるというキャラクターは映画の主人公である千早とは違い、青春とは程遠い日々を送っています。そんな彼女が奏に出会い、かるたに出会い、仲間たちに出会って変化していくさまを繊細にみずみずしく演じてくれています。いまこの時の18歳の當真あみのきらめきを、めぐるとして生きる彼女のハッとさせれるほどまっすぐな瞳を、皆さんにお届けできるのがとても楽しみです。
そして今回、上白石萌音さんが大江奏としてちはやふるの世界に戻ってきてくれました。教師になった25歳の奏ちゃん。クランクインの日、奏ちゃんが授業をする姿を見て、言葉ではとても言い表せない感慨を覚えました。上白石さんとお話しするたび、ちはやふるという作品への上白石さんの強い思いを感じています。大人になった奏ちゃんを上白石さんに演じていただけることを末次先生もとても喜んでくださり、特別にイラストを描き下ろしてくださいました。連載時から時が経ち、大人になった奏ちゃんや千早たち。ドラマ「ちはやふる-めぐり-」のプロデューサーとしてもマンガ「ちはやふる」の大ファンとしても、このイラストを見た瞬間に胸がいっぱいになりました。
當真さんと上白石さんとこれから発表するすてきなキャストと一緒に最高の青春を作り上げてまいります。お楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
続編の企画が進み、大江奏役を再び上白石萌音さんにお願いすることが決まったとき、上白石さんが「またかなちゃんになれるなんて」と喜んでくださったことが、とても印象に残っています。物語の中で10年という月日が流れたように、現実の時間も重なり、その時を経た大江奏を、上白石さんが喜びをもって再び引き受けてくれたことが、本当にうれしかったです。
ふたたび部活に奮闘することになった大江奏の姿を、漫画のキャラクターたちもきっと応援している--そんな思いを込めて、新しいイラストを描きました。新キャストの當真あみさんとともに、自由に、そして伸びやかにこの時間を楽しんでほしいという願いも込めています。
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