青山剛昌さんの人気マンガ「名探偵コナン」のスピンオフが原作のテレビアニメ「名探偵コナン ゼロの日常（ティータイム）」に声優として潘めぐみさん、榎本充希子さん、百々麻子さん、飛田展男さんが出演することが3月16日、分かった。潘さんが主人公・安室透の愛犬・ハロ、榎本さんが喫茶ポアロで働く看板娘・榎本梓、百々さんが妃法律事務所で所長の英理をサポートする秘書・栗山緑、飛田展男さんが警視庁公安部所属の警察官・風見裕也をそれぞれ演じる。安室役の古谷徹さんがナレーションを担当する本PVもYouTubeで公開された。

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　潘さんは「全国、全世界が羨む、安室さんの飼い犬・ハロ。巡りに巡って、この世界線でハロとして生きられること、とても光栄に思います。『名探偵コナン』と本作を、原作・アニメと愛する皆さんにとって、うれしい演出や人物の登場も。人々の日常（ティータイム）を彩る安室さんの名推理（心遣い）を心ゆくまでご堪能ください」とコメントを寄せている。

　飛田さんは「待ちに待ったと申しましょうか、ようやくこの時が来た！と感動してしまいました。思えば『純黒の悪夢』に初登場して以来、降谷さん命！をモットーにコナンワールドを歩んで参りました。収録も出演者全員そろって行うことができ、いろいろな意味で緊張感を保ちつつ、本編とはまた一味違う小品になったのではと思います。先輩との現場は楽しいです。ご覧になった皆さんにとってこの『日常』が少しでもうれしいものとなりますように」と話している。

　アニメが4月4日深夜からTOKYO MX、読売テレビ、BS日テレで順次放送されることも発表された。Netflixでも4月5日から配信される。

　「ゼロの日常」は、2018年5月に「週刊少年サンデー」（小学館）で連載がスタート。青山さんが監修、新井隆広さんがマンガを担当し、安室透の日常を描いている。アニメは、「ReLIFE」などの小坂知さんが監督を務め、「名探偵コナン」「ルパン三世」などのトムス・エンタテインメントが制作する。

　「名探偵コナン」のコミックス100巻が2021年10月に発売されたことを記念したプロジェクトとしてスピンオフ「ゼロの日常」「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」がテレビアニメ化されることになった。同プロジェクトでは、スピンオフ「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」がテレビアニメ化され、第1弾「CASE.松田陣平」が2021年12月、第2弾「CASE.伊達航」が3月に放送された。

　◇榎本充希子さんのコメント

　サンデーさんで連載が始まってから、いつかアニメ化されるかも……と期待していました。トリプルフェースのどこを切り取っても魅力的な安室さんの日常はもちろん、周りを取り巻くそれぞれのキャラクターの日常も、ぜひ楽しみにしていてください。フツーな毎日を一所懸命に生きている「梓の日常」も、作品を見てくださった皆様に楽しんでいただけたらうれしいです。ご期待ください！

　◇百々麻子さんのコメント

　「ゼロの日常」「犯人の犯沢さん」アニメ化おめでとうございます！　この日を待ち望んでおりました！　「名探偵コナン」本編ではあまり出てこない栗山緑ですが……そして出てくる時はだいたい妃先生の法律事務所におりますが……今回は「ポアロ」にもお邪魔できてうれしいです。コナンワールドでは秘書モードで大変な時もありますが、安室ワールドでは日常モードの栗山緑を、私も楽しんでおります。新たなタイプの栗山緑を、皆さまにもお楽しみいただければ幸いです。

　◇オープニングテーマを担当するRAKURAさんのコメント

　光と闇、善と悪、哀と愛。対比する感情やその世界を「Shooting Star」で表現しました。温かくもクールで、強くもはかない、どんな場面でも彼の感情と寄り添えるよう大切に紡ぎました。印象に残るイントロ、ホーンセクションのリズミカルな演奏でトリプルフェースのせわしない日常を感じてもらえたらうれしいです。ぜひ「Shooting Star」をBGMに皆様のティータイムをお楽しみください！

　◇エンディングテーマを担当するRainy。さんのコメント

　（エンディングテーマの）「Find the truth」は、歌詞の中に「ゼロの日常」の主人公である安室透を表す歌詞がちりばめられていて、メロディーにはどこか懐かしいような切なげな雰囲気がある楽曲です。私もコナンシリーズは大好きで、「ゼロの日常」の単行本も持っていますが、可愛いシーンや格好いいシーンが盛りだくさんで、何回読んでも飽きません。そんな素晴らしい作品のアニメ化が決定し、さらにそのエンディングを歌わせていただくことができてとても光栄です。本編に合わせて楽曲も楽しんでいただければ幸せです。