ミステリと言う勿れ:ライカ、整の胸の傷に「代わってあげられたらよかった」 視聴者「胸が締め付けられた」 門脇麦の演技に「鳥肌」の声も

連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」第10話のワンシーン(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
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連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」第10話のワンシーン(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン

 俳優の菅田将暉さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜午後9時)の第10話が3月14日に放送された。久能整(菅田さん)の首元の傷を見たライカ(門脇麦さん)が「代わってあげられたらよかった」と口にし、視聴者から「ボロ泣きしてしまった」「この言葉の温かさと切なさ」「胸が締め付けられた」と反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、田村由美さんの同名人気ミステリーマンガ(小学館)が原作。社会で当たり前とされていることに疑問を持ち、膨大な知識を基に持論を展開していく主人公・整の姿を描く。

 第10話では、整とライカが初詣に出かけた。参拝を済ませた後、整が何をお願いしたのか聞くと、ライカは妹・千夜子の幸せを願ったと答え、「春が来て私がいなくなったら、あの子は一人になるからな」と口にした。

 それから2人は食事へ。そこで、整はライカの手首の傷に気づき、ライカは「私がやったんじゃない。千夜子がやったんだ」「私と千夜子は姉妹ではない。この世には千夜子しか存在しない」と告白。千夜子は幼少期に父親から性的虐待を受け、一人の人間に複数の人格が現れる解離性同一性障害になったことを明かす。

 自身は千夜子が作り出した人格の一人で、千夜子の痛みを引き受けるためだけに生まれてきたというライカ。そんなライカに、整は自身の首元にある傷を見せて「この傷はライカさんの傷と同じ痛みです」と話す。すると、ライカは「整君の痛みも代わってあげられたらよかったな」と返して……と展開した。

 SNSでは「千夜子の痛みを引き受けるためだけに生まれたというライカさんの、これ以上の愛の言葉はないよな……」「整くんはこの一言にすごく救われたんじゃないかな」「整君の痛みはライカが半分持って行ってくれたんだと思う」といったコメントが並び、「言葉の言い方が素晴らしかった。すごすぎた。門脇麦さんすごすぎた」「最後のせりふで鳥肌立った。麦ちゃんすごいな」「このせりふをとても優しく届けてくれた門脇麦さんありがとう」と、門脇さんの演技にも称賛の声が上がった。

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