2021年4~6月に放送されたテレビアニメ「オッドタクシー」の劇場版「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」(木下麦監督)が4月1日に公開された。キャラクターは、可愛らしい動物ではあるが、実は本格的なミステリーで、テレビアニメが放送されると、先の読めない展開、複雑に張り巡らされた伏線、癖の強いキャラクターなどが話題になった。マンガ「セトウツミ」などで知られる此元和津也さんが、同作でオリジナルテレビアニメの脚本に初挑戦した。此元さんは「話の流れに身を任せながら、計算していたことがうまくいかなかったり、計算外だったことがうまくいったりしたこともあって、流れに逆らわないようにやっていたような気がします」と語る。作品作りの裏側、テレビアニメ最終回の“その後”も描かれる劇場版への思いを聞いた。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
プロデューサーの平賀(大介)さんから突然連絡が来て、「一度お会いしましょう」ということになり、その時に初めて企画を聞かせてもらいました。「41歳のセイウチのタクシードライバーが主人公なんですけど……」とか言われて、最初、昨日見た夢の話をしてるのかな?と思いましたが、話を聞いていくうちに面白そうだなと感じたので、参加させていただくことになりました。
最初にコンセプトを話し合って、この後、どう進めていくか?という話になった時に「マンガの時はどう進めてたんですか?」と聞かれて、「打ち合わせもほぼなくて、ほったらかしでした」と答えたら、本当に放っておかれたので、最初はなかなか軌道に乗らずモタモタしてました。「締め切りがないと書かないな、こいつ」ってバレてからは、ちゃんと定期的に進めていけるようになりました。
何から何まで初めての作り方だったので、話の流れに身を任せながら、むしろ計算していたことがうまくいかなかったり、計算外だったことがうまくいったりしたこともあって、流れに逆らわないようにやっていたような気がします。特にアニメだということは意識せずに書きました。それがかえって最初のコンセプトに沿っていたと思うし、結果的にアニメじゃないと成立しない話になったので、アニメって奥が深いなと思いました。
(テレビアニメ第7話で)大門弟が小戸川の家に行って、今起きていることの説明を聞きながら感情を揺さぶられていくシーンが好きです。
テレビシリーズを見た人にも見ていない人にも楽しんでもらえるようにしたい、というところを一番大事にしています。ただの総集編では、作る側も楽しめないので、できる範囲の中で精いっぱいやって、みんなで楽しめたら、それに越したことはありません。
めちゃくちゃ難しいですね、それ。内容に関してはなんとも言えないので平賀さんが言っていたことをパクりますが、(音楽担当の)PUNPEEさんたちが作った劇伴を劇場で聴くとやばいらしいので、ぜひそれを体感してほしいなと思います。
これもめちゃくちゃ難しいです。渦中にいるとネタバレにならない範囲がどこまでなのかが全く分かりません。詐欺師の常套(じょうとう)句みたいにいうと「悪いようにはしないから」としかいいようがありません。
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