今をときめく俳優やアーティストに、影響を受けた人について聞く「運命の出会い」。今回は4月2日スタートの連続ドラマ「RoOT/ルート」(テレビ東京、火曜深夜0時半)で、坂東龍汰さんとダブル主演を務める俳優の河合優実さんに、俳優を志す決め手となった出会いについて語ってもらいます。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
私がこういう仕事(俳優業)に就こうと思った時に、入る事務所などを相談している俳優さんがいて。その方が出ている映画「あみこ」を見に行った時に、山中瑶子監督とお話しさせてもらったんですけど、その時に「これから私は役者になろうと思います」みたいなことを伝えたんです。(山中監督からは)「いい顔してますね」って言われました(笑い)。映画監督の人と話すって普通の高校生にはないことですし、それも人生で初めてのことで思い出に残っています。
そこから4年越しくらいに、私がウェブの媒体でエピソードを書いたら、お会いすることができて、お話ができたので、時間が経ったなと思いましたね。再会した時は「覚えてますか?」みたいな。覚えられていたら恥ずかしいんですけど、私としては(笑い)。
でも覚えてくださっていて、私が出たものも見てくださっていました。若い方なので、上映して声をかけられることも当時あんまりなかったとおっしゃっていて、印象的でしたって言っていただきました。こうやって仕事を続けて、本当に私が俳優としてまた山中監督と顔を合わせられたというのがうれしかったですね。(談)
かわい・ゆうみ 2000年東京都生まれ。2019年にデビュー。第44回ヨコハマ映画祭 助演女優賞、第95回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞、第64回ブルーリボン賞 新人賞などを受賞。映画「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「PLAN75」、ドラマ「オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ シーズン2」(NHK)、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(同)、「不適切にもほどがある!」(TBS)などに出演。4月2日スタートの「RoOT/ルート」(テレビ東京)で、坂東龍汰さんとダブル主演を務める。
かわい・ゆうみ 2000年東京都生まれ。2019年にデビュー。第44回ヨコハマ映画祭 助演女優賞、第95回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞、第64回ブルーリボン賞 新人賞などを受賞。映画「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「PLAN75」、「ある男」、「少女は卒業しない」、「ひとりぼっちじゃない」、「四月になれば彼女は」、ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK)、「不適切にもほどがある!」(TBS)などに出演。放送中の「RoOT/ルート」(テレビ東京ほか)で、坂東龍汰さんとダブル主演を務めている。
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