シンガー・ソングライターの米津玄師さんが、特撮ドラマ「ウルトラマン」の映画「シン・ウルトラマン」(5月13日公開)の主題歌「M八七(エム・ハチジュウナナ)」を担当することが4月8日、分かった。企画・脚本を担当する庵野秀明さん。樋口真嗣監督を含めてスタッフが主題歌を検討し、米津さんにオファーしたといい、米津さんも「シン・ゴジラ」や「エヴァンゲリオン」シリーズなど庵野さんの作品のファンだったこともあり、コラボが実現した。主題歌は、書き下ろしの新曲で、米津さんのアイデアに庵野さんがリクエストを出し、「M八七」というタイトルになったという。同曲はシングルとして5月18日に発売される。
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米津さんは「主題歌のお話をいただいた瞬間は『何かの間違いでは』と思いました。『シン・ゴジラ』を劇場で何度も見ていた頃や『シン・ウルトラマン』が制作発表された頃、まさか自分が関わることになるとは夢にも思っておらず、青天の霹靂(へきれき)の一言に尽きます。超然としたウルトラマンの姿を眺めながら曲を作りました」と話している。
「シン・ウルトラマン」のスタッフは「まず、本作品の主題歌を米津玄師さんに引き受けていただけたことに心からの感謝と喜びを申し上げます。デモでのやり取りを何度かさせていただきましたが、一発目から心を打たれ、その後に関しては楽曲の進化過程を拝見させていただくような、そんなやりとりでした。歌詞も、米津さんによる、映画『シン・ウルトラマン』に対するイメージや解釈を凝縮させ、ぶつけてくださったのだと思っております。映画を見る前と見た後で印象が変わる歌詞であるようにも思いました。ぜひ、楽曲の解禁を楽しみにしていただき、また、このすてきな主題歌も一緒に、映画館でお楽しみいただければと思います」とコメントを寄せている。
「シン・ウルトラマン」は、2016年公開の大ヒット映画「シン・ゴジラ」を手がけた庵野さん、樋口さんが再びタッグを組む。斎藤工さんが、巨大不明生物による災害対策を主として設立された防災庁の専従組織、通称・禍特対(カトクタイ)の神永新二を演じるほか、長澤まさみさん、西島秀俊さん、有岡大貴さん、早見あかりさんらが出演する。
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