明日のカムカムエヴリバディ:最終週「2003-2025」振り返り 安子とるいが劇的再会

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終週の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終週の一場面 (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。4月9日は最終週「2003-2025」(4月4~8日)を振り返る。

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 岡山で「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」が開催される日、会場には懐かしい顔ぶれがそろい、るい(深津さん)と錠一郎(オダギリジョーさん)は緊張を忘れるほど喜ぶ。2人が出番に向けて準備を進める中、控え室にいたひなた(川栄さん)は弟の桃太郎(青木柚さん)らと、ラジオでアニー・ヒラカワ(森山良子さん)のインタビュー番組を聴くことに。

 磯村吟(浜村淳さん)からの質問に、通訳を介し英語で答えていたアニーだが、突然押し黙る。そしてアニーは岡山弁で、亡き夫・稔(松村北斗さん)とデートで映画館に行った思い出や、戦争ですべてを失ってしまったこと、娘・るいの額に一生ものの傷を負わせてしまったことなどを告白。50年前に失踪した安子であることを明かす。

 その後、米国に帰国しようとする安子を、ひなたは空港まで追いかけるが、飛行機はすでに飛び立ってしまったようだった。意気消沈し岡山へ戻ると、会場のそばに安子の姿を発見。急いで駆け寄ろうとするが、それに気づいた安子が走って逃げ出してしまう。追いかけたひなたは、ようやく安子を見つけ、背負って会場へと戻り、安子とるいは約50年ぶりの劇的な再会を果たす……。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリー。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描いた。

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