ドラえもん:名作「台風のフー子」放送へ 東山奈央がフー子に 「無心で演じていました」

4月23日に放送される「ドラえもん」の「台風のフー子」の一場面(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
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4月23日に放送される「ドラえもん」の「台風のフー子」の一場面(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

 人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系、土曜午後5時)の4月23日に放送される「台風のフー子」で、声優の東山奈央さんが台風の子供・フー子を演じることが分かった。「台風のフー子」は、劇場版「映画ドラえもん のび太とふしぎ風使い」(2003年)の原案にもなった名作で、フー子とのび太の友情が描かれる。

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 東山さんが「ドラえもん」シリーズに出演するのは、劇場版「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」(2017年)に続き2度目。子供のころから大好きだったドラえもんのことを「旧(ふる)い友人」のように大切に思っているという東山さんは「また『ドラえもん』の世界に入ることができるなんて……」と感激し、「台風のフー子」の台本を手にした時は「約10分の物語とは思えないほどの大きな感動がありました」と話している。

 フー子は「フーフー」「フンフン」という鳴き声のような音だけで全ての感情を表現しなくてはいけないキャラクターで、東山さんは「『フー、フー』という言葉だけで、時には全力でけんかして、時には全力で愛を伝えて、のび太たちと心を通わせていくフー子をいとおしく感じました。収録の時は無心でフー子を感じて演じさせていただきました」と収録を振り返った。

 東山さんは「(ドラえもん役の水田)わさびさんが『奈央ちゃんのフー子、とてもよかったよ!』と声をかけてくださって、わああっと光栄な気持ちでいっぱいになりました」と話し、「今回のお話が、切なくも温かい気持ちになれるような、皆さんにとっても思い出深いものになることを願っています」と話している。

 4月23日は、「台風のフー子」「なんでもアシストーン」の2本立てで放送される。

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