荒川弘さんの人気マンガを実写化した映画2部作「鋼の錬金術師 完結編 復讐(ふくしゅう)者スカー/最後の錬成」(曽利文彦監督、5月20日・6月24日公開)の新ビジュアルが4月19日、公開された。今月中に発売されるムビチケカードのビジュアルで、「復讐者スカー」「最後の錬成」の2種類。「最後の錬成」のビジュアルは今回が初解禁となった。
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「復讐者スカー」のムビチケビジュアルには、右腕のオートメイル(機械鎧)を破壊され、がく然とするエド(山田涼介さん)と、鎧の体を破壊されて倒れ込んだアルの姿が写し出されている。「最後の錬成」のムビチケビジュアルには、無数の“真理”の黒い手と、ボロボロになりながらも力強いまなざしを向けるエドの姿が描かれている。
22日から「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」、29日から「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」のムビチケカードが発売される。
「鋼の錬金術師」は、「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で2001~10年に連載された。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。アニメ化もされ人気を博した。2017年には1作目の実写映画が公開された。
新作は、マンガ「鋼の錬金術師」の連載20周年を記念した新プロジェクトとして公開される。2部作の前編となる「復讐者スカー」は、“傷の男(スカー)”(新田真剣佑さん)を中心とした物語。かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐のために、すべての国家錬金術師の抹殺を誓うスカーが、エドと相対することになる。後編「最後の錬成」は、ホムンクルス(人造人間)たちの生みの親“お父様”との戦い、その後のエドとアル(水石亜飛夢さん)、仲間たちの物語が展開し、原作の最終話までを描く。
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