名探偵コナン
#1145「ホテル連続爆破事件(後編)」
12月14日(土)放送分
「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載された荒川弘さんの人気マンガ「鋼の錬金術師」の実写映画の新作が製作され、2部作「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」として、5月20日、6月24日に公開されることが明らかになった。新作は、2017年12月に公開された実写映画の続編で、原作の最終話までを描く完結編となる。前作に続き、曽利文彦さんが監督を務め、人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんが主人公のエドワード・エルリックを演じる。新たなキャストとして新田真剣佑さんがエドの命を狙うスカー役、内野聖陽さんがエドと弟のアルフォンス・エルリックの父親であるヴァン・ホーエンハイムと、ホムンクルスたちの生みの親“お父様”の二役で出演することも発表された。エド、スカーをそれぞれ写した2種のビジュアルも公開された。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
新作は、マンガ「鋼の錬金術師」の連載20周年を記念した新プロジェクトとして公開される。2部作の前編となる「復讐者スカー」は、原作でも人気のキャラクターである“傷の男(スカー)”を中心としたストーリー。かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐(ふくしゅう)のために、全ての国家錬金術師の抹殺を誓うスカーが、エドと相対することになる。後編「最後の錬成」は、“お父様”との戦い、その後のエドとアル、仲間たちの物語が展開し、原作の最終話までを描く。
原作の荒川さんは「1作目が、まだまだこれから!というところで終わったので、こうして完結編を作っていただき大変ありがたいです! 撮影現場も見学に行きました。エドとわちゃわちゃ遊んでるスカーさん、キックボードで撮影所内を軽やかに走り回るスカーさん等々裏では、すっかり和み系だった彼がスクリーンでは一体どうなっているのか、劇場で見るのが楽しみです!(あとこれまた撮影所の隅っこでシャドーボクシングしてたハボと大佐がツボでした)」とコメントを寄せている。
山田さんは「僕自身『鋼の錬金術師』が大好きで続編が決まる前からチャンスがあれば完結まで演じたいと強く思っていたので、気持ちが途切れることのない4年間でした。こうして公開が決まり、とてもうれしく思っています。やるからには前作以上のものにしたいと思い、クランクイン半年前から食事制限や体作りを始めて、撮影に挑みました。撮影は大変でしたが『やっぱりこの作品が好きだ』という気持ちが自分を奮い立たせ、最後まで乗り切ることができました。今回から参加する新キャストの方もとても豪華ですし、スタッフキャスト一丸となって取り組みましたので、エドとアルの最後を見届けてもらえたら光栄です」と話している。
エド役の山田さんのほか、ウィンリィ・ロックベル役の本田翼さん、ロイ・マスタング大佐役のディーン・フジオカさん、リザ・ホークアイ中尉役の蓮佛美沙子さん、マース・ヒューズ中佐役の佐藤隆太さん、エンヴィー役の本郷奏多さん、グラトニー役の内山信二さんが前作に続き出演する。
新たなキャストは、新田さん、内野さんのほか、舘ひろしさんがアメストリス軍の大総統のキング・ブラッドレイ役、渡邊圭祐さんがシン国第十二皇子のリン・ヤオ役、黒島結菜さんがリンの護衛のランファン役、筧利夫さんがランファンの祖父フー役、山本耕史さんが国家錬金術師のアレックス・ルイ・アームストロング少佐役、栗山千明さんがその姉のオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将役、山田裕貴さんが国家錬金術師のゾルフ・J・キンブリー中佐役で出演する。
仲間由紀恵さんがエドとアルの母親のトリシャ・エルリック、風吹ジュンさんがウィンリィの祖母のピナコ・ロックベル、藤木直人さんが父のユーリ・ロックベル、奥貫薫さんが母のサラ・ロックベル、寺田心さんがホムンクルスのセリム、ロン・モンロウさんがシン国第十七皇女のメイ・チャン、遼河はるひさんがエドとアルの師匠のイズミ・カーティスをそれぞれ演じる。
「鋼の錬金術師」は、2001~10年に「月刊少年ガンガン」で連載された人気マンガ。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。アニメ化もされ人気を博した。
4年ぶりのハガレンの撮影でしたが、エドとアルとの距離感も、前作からの信頼関係をしっかりと引き継いで撮影に臨めたと思います。そしてキャストの方々、スタッフの皆さん変わらず、明るく楽しい現場でした。元々原作が子供のころから大好きでしたが、今回、撮影前にアニメをもう一度、見直しました。完結編は前作よりもシリアスな場面も多く、ウィンリィとしては家族の過去、そしてスカーと対峙(たいじ)するシーンなどもあるので、繊細な感情表現を意識して取り組みました。この物語が最後まで描かれ、そしてこの作品に携われたこと、とてもうれしく思います。
「鋼の錬金術師」の壮大な物語の中で、ロイ・マスタングというキャラクターを演じさせていただき、自分の人生においても非常に思い出深い作品となりました。本作ではイシュヴァールせん滅戦というマスタングにとってターニングポイントとなる重要なシーンを演じています、ぜひご期待ください! 改めて、曽利組に参加させていただけたことを光栄に思います。
個人的に続編ものが初めてなので、何年も前に取り組んだ役にまたこうして出会えたこと、より深く役を表現できたこと、とてもうれしかったです。1シーンを数日かけて撮影したり、見渡せど見渡せどグリーンバックの景色の中お芝居したり……パート1に続いて今回も、気力、集中力、想像力、いろんな“力”が必要な現場でした。どんな仕上がりになっているのか、私自身楽しみです。そして、ホークアイの生き様が皆様に届きますように、と願っています。
4年という歳月を経て、同じキャラクターを演じることは初めてだったので、非常にうれしかったですし、大好きなハガレンという作品を同じキャストで一緒に作り上げていくことに感動しています。今作では前作以上にエンヴィーとしても、物語全体としても、盛り上がるポイントがたくさんあったり、僕が出演していないシーンで多くのすてきな方々がキャラクターを演じられているので、完成した作品を見るのが待ち遠しいです。
ランファンはせりふの少ない役なので、たたずまいと一言二言のせりふでの微妙な声の使い分けを大事に演じました。さらに仮面もかぶっているので、身体のささいな動きや、顔の向きの小さな変化で感情をどう表現するのかを常に考えていました。アクションシーンは力強さを表現するのがとても難しかったですが、皆さんと工夫しながら演じきりました。撮影期間も長かったので、この2部作がどういうふうに完成されているか、とても楽しみです。
学生時代から好きな原作に、出演させていただけることを心から光栄に思います。同時に、個人的に推しでもあるリン/グリードというキャラクターを演じることに不安もありました。ひょうひょうとした一国の王子の気品と自信を持ちながら、どこか頼りなく情けないリンらしさが垣間見えるように精いっぱい尽力いたしました。ご覧になった方の心に鋼の錬金術師という作品への愛情が少しでも伝わっていただければ幸いです。ぜひ公開をお楽しみに。
このお話をいただく前に偶然、アニメ版でキンブリーを見てぜひ演じたいと思っていたので、とてもありがたいです。引き寄せられたんじゃないかと感じています。キンブリーを演じてハガレンの世界に入れたことがうれしいです。もっと長くキンブリーとして生きていたかったです。
最初に台本をいただきましたが、「鋼の錬金術師」の世界をもっと深く知るために、原作も読みました。ブラッドレイは基本的にはすごく悲しい存在だと思いましたので、その部分を意識して演じました。初めてブラッドレイの衣装を着た時は、この世界に入っていけることが楽しくて、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。アクションシーンもすてきな演出を作ってくれたので完成が楽しみです。ブラッドレイの帽子がお気に入りなのでぜひ皆さんにも注目してほしいです。
役作りのため、とにかく筋トレをしました。現場では山田さんや新田さんをはじめとしたキャストの皆さんとも筋トレの話をしましたし、本番前にも筋トレをするなど、身体を限界まで追い込みました。ポージングをするシーンでは酸欠になりかけました(笑い)。世の中が大変な状況の中での撮影でしたが、皆で、ハガレンの完結、という一つの目標に向かって撮影しているんだなと日々感じ、とてもいい現場でした。
原作が大好きで、1作目が公開されたときに「羨ましいな」と思っていたので、今回、大好きなオリヴィエを演じさせていただくことができ、光栄な気持ちでいっぱいです! 最初に衣装を着た時は興奮しました。少将らしいはっきりとした声にはもちろん、ちょっとした姿勢や角度にもこだわり、屈強なブリッグズ兵に囲まれた中で、男性の立ち姿に負けない姿を見せることを意識しました。この作品の一員となれたのが、すごくうれしいです。
前作でつらい別れをしたヒューズだったので、続編への出演が決まって本当にうれしかったです。今回も現場の空気感がとてもよく、もっとヒューズを演じていたいと思いました。登場シーンは限られていますがファンの方も多いキャラクターなので、僕が演じたヒューズが受け入れてもらえるとうれしいです。前作でも文字通り共に戦った共演者の皆さんや、スタッフの皆さんと久しぶりに再会することもできて、刺激的な時間でした。今回は一体どんなスケールの作品に仕上がっているのか、僕もとても楽しみにしています!
2部作の脚本をいただき、夢中になって読みました。元々1作目を見ていたのであのすさまじいクオリティーの世界に飛び込めると思うととても楽しみでした。スカーは強くて、怖いですが、内に秘めるものが深く、ブレない強い芯があるところが魅力的だと感じました。原作でも人気のスカー。完成が楽しみです。
マンガの名作ともいえる「鋼の錬金術師」で、とても重要な役どころ、しかも敵対する役どころを、両方ともやらせていただき、面白い経験をしました。ホーエンハイムは、自分の子供たちや人類を守るために家を出て、国中の人々を犠牲にして完全な存在になろうともくろむお父様を阻止しようとします。その真剣な姿は色っぽいけれど、普段はちょっと抜けたところがある愛すべきキャラクターです。
一方、敵のお父様は、全てを自分のものにしたいという強い野望を持っており、陰があって何を考えているか分からない謎めいたキャラクターです。この二人が同時に画面に登場するシーンは、特に面白かったです。なぜなら、自分の演技に対するリアクションを自分で考えたりできるからです。私が演じた二つのキャラクターが、同じ画(え)の中にどう息づいているのか。全ては、曽利監督のCGという幻想の世界の中なので、とても上がりが楽しみです。
マンガの名作がどう映像化されるのか、日本のCG技術の第一人者の監督さんの世界観にどっぷりとつかったことはとても興奮する体験ですし、「鋼の錬金術師」のファンではない方にもとても期待していてほしい作品ですね。
2024年12月17日 14:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。