佐野ひなこ：10周年でデビュー当時振り返り感慨　「まさか水着で表紙を」

　今年デビュー10周年を迎えるモデルで女優の佐野ひなこさんが4月23日、東京都内で2月に発売された写真集「BE WITH ME」（光文社）の発売記念イベントを開催。イベント前の会見で、デビューから10年たった心境について聞かれると、「10周年を迎えていらっしゃる芸能人の方とか『すごいな』と思っていたので、自分がこのお仕事を10年続けているのはすごくありがたいなと思います」と吐露。また、10年間で印象深かったことについて「グラビアでデビューしているんですが、まさか自分が水着で表紙を飾るとか、そういうことをしているというのは思ってもいなかったので、デビュー当時の記憶は一生忘れないですね」としみじみ語った。

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　この10年での変化を聞かれた佐野さんは、「精神的には年々リラックスできているかな、と。デビュー当時はもっと緊張していたと思うので、そういう意味では大人になったと思います」と成長の手ごたえを吐露。写真集に向けた“体づくり”の面では、「10代のころは『撮影前はあまりご飯を食べない方がいいのかな』というモチベーションがあったけど、今は急に体質を変えよう、という方がつらかったり、向いていなかったなと思う」と考え方が変化したといい、「日々、（体づくりを）コツコツできるようになってきたのは最近なので、そういう変化は感じられますね」と語った。

　また、食事面でも「昔はお菓子でご飯を済ませちゃうこともあったんですけど」と笑いつつ、「今はそうすると肌の糖化が進んだり……『昔は変わらなかったのにな』と日々感じるので、食事面は健康的になりました。いろいろ知識も増えてきて、自分の向き、不向きもトライアンドエラーで分かって。そういう意味で成長しているな、大人になっているなと感じます」と変化を説明。今後の10年については「写真集の感想でも『変わらないね』と言っていただける面があって。『変わらないね』が最高の褒め言葉なので、10年後も『いい意味で変わってないね』と言われたいですね」と願望を明かしていた。

　「BE WITH ME」は、昨年10月に沖縄で撮影。佐野さんの約1年ぶりとなる6冊目の写真集。ビーチやベッド、アメリカンハウスなどのロケーションで、佐野さんの水着姿やバスケットボールを楽しむ姿などが収められている。A4判、128ページ。2420円で発売中。