やんごとなき一族:初回から容赦ない! 屈辱のモツ煮拾いに水ぶっかけ、サウナ室監禁も “佐都”土屋太鳳への“嫁イビリ”を振り返る

連続ドラマ「やんごとなき一族」第1話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「やんごとなき一族」第1話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の土屋太鳳さん主演の連続ドラマ「やんごとなき一族」(フジテレビ系、木曜午後10時)が4月21日にスタートした。本作は、庶民の家庭から上流社会の一族・深山家に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋さん)の姿を描く“アフター・シンデレラ・ストーリー”で、初回から深山家の人々による容赦ない仕打ちが話題を呼んだ。28日に放送される第2話を前に、“押し出し”、水ぶっかけ、サウナ室監禁といった、第1話の壮絶シーンを振り返りたい。

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 ◇開始約10分で早くも! “義母”木村多江からまさかの“押し出し”で屈辱のモツ煮拾い

 江戸時代から400年以上続く名家の次男・深山健太(松下洸平さん)にプロポーズされた佐都。母・良恵(石野真子さん)と切り盛りする大衆食堂「まんぷく屋」の名物・モツ煮込みを手土産に持ち、健太の実家へとあいさつに向かった。

 自宅前に到着すると立派な門が開き、中から健太の母・久美(木村多江さん)がやって来た。佐都は久美にあいさつするが、その途中で久美は「許してちょうだい」と言って佐都を門外に突き飛ばし、佐都は転んでしまった。

 そんな佐都の目の前で門が閉まり、健太の父・圭一(石橋凌さん)からは「君が自分の身の程をわきまえているのなら、二度とこの家に足を踏み入れようなんて、恥ずかしいまねはできないはずだ。帰れ」と、佐都を侮辱するアナウンスが。転んだ際に手土産のモツ煮も地面にこぼれてしまい、佐都は唇をかみ締めながらモツ煮を拾い集めたのだった。

 同シーンが展開したのは、ドラマの放送開始から約10分後。視聴者からは「早速じゃん!うわー!あぁあーーーーー!」「すごいスタートだな」「唖然としてる」といった声が上がった。

 ◇「末代までの恥」 “義父”石橋凌、“長男の妻”松本若菜から侮辱の数々

 後日、佐都は圭一に健太と別れてほしいと告げられ、大金を差し出された。「バカにしないでください! お金なんていりません!」と反発し、健太と別れることを決めた佐都。しかし、その理由は身分の違いからではなく、健太が自分と結婚するなら家族と縁を切ると言っていたからだった。

 しかし、改めて健太の「佐都と一緒にいたい」という気持ちを目の当たりにし、2人は駆け落ち同然で結婚。それを知った圭一は策略を巡らし、日本中の金持ちが集まる「桜をめでる会」に佐都と健太を招待した。

 良恵が婚礼の品としてしゅうとめから贈られたという桜柄の着物を着て会に参加した佐都。だが、佐都の着物はその会にふさわしくない柄のものだった。健太の兄・明人(尾上松也さん)の妻である美保子(松本若菜さん)に着替えに連れ出された佐都だったが、そこで美保子から「末代までの恥でしょう。深山家の次男が駆け落ち同然で結婚しただなんて。これからは人目をはばかって生活することね」と、またもや憎まれ口をたたかれてしまった。

 ◇深山家劇場が開幕! 頭から水ぶっかけ、サウナ室に閉じ込めも…

 さらに容赦ない仕打ちは続いた。圭一の計略によって、長男の明人ではなく、次男の健太が跡取りとなることになったのだ。佐都は「私、健太の背負った運命、一緒に背負うからさ」と深山家に飛び込むことを決意。健太の妻にふさわしい女性になるように励む。

 そして翌週、圭一の母・八寿子(倍賞美津子さん)が静養から戻ることになった。佐都はしきたりを学んだりと努力するが、当日ハプニングに巻き込まれ、結果的に八寿子にとって無礼にあたる行動を取ってしまった。

 八寿子に「英雄気取りかしら?」と言われた佐都は、「はばかりながら申し上げます」と反論。なぜか八寿子は「面白い子が来た」と佐都を一目置き、その様子を見ていた美保子から「調子に乗ってんじゃないわよ! ここは! 庶民が! のこのこ入り込めるような家じゃないの!」と詰め寄られる羽目に。頭から水をかけられたあげく、深山家にあるサウナ室に閉じ込められてしまったのだった。

 ◇

 初回にして“嫁イビリ”のオンパレードだった第1話。第2話には、圭一の愛人・葛西綾(小沢真珠さん)や、健太の秘書・立花泉(佐々木希さん)も登場し、さらなる波乱を予感させる。果たしてどんな仕打ちが佐都を待ち受けているのか、今夜の放送も見逃せない。

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