淡路島ニジゲンノモリ:「鬼滅の刃」とコラボ 昼夜ウオークイベント開催中 ドラクエ、NARUTO&BORUTO、ゴジラ、クレしんも

兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」で開催中の「鬼滅の刃」コラボイベント (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」で開催中の「鬼滅の刃」コラボイベント (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 兵庫県立淡路島公園(兵庫県淡路市)のテーマパーク「ニジゲンノモリ」では現在、アニメ「鬼滅の刃」とのコラボイベントを開催中だ。謎解きウオークとナイトウオークの、昼夜で異なる二つのイベントを実施。他にも、「ドラゴンクエスト」「NARUTOBORUTO」「ゴジラ」「クレヨンしんちゃん」とコラボしたアトラクションも展開している。作品のファンはもちろん、家族連れなども一日中楽しめる「ニジゲンノモリ」に足を運んでみては?

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 ◇「鬼滅の刃」とコラボ 謎解きウォーク「花降る里と幻の絶景」/「ナイトウォーク那田蜘蛛山」

 「ニジゲンノモリ」は、東京ドーム28個分という134.8ヘクタールの広さの兵庫県立淡路島公園内に、パソナグループが兵庫県と連携した地域活性事業の一環として、2017年に創設。アニメ・マンガなど二次元コンテンツを体感できるテーマパークだ。

 同所での「鬼滅の刃」とのコラボイベントは、夜の「ナイトウォーク那田蜘蛛山(なたぐもやま)」と昼の謎解きウォーク「花降る里と幻の絶景」を開催している。

 夜のイベントは、主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)と下弦の伍・累(るい)との死闘が描かれた「那田蜘蛛山」のシーンが題材。参加者は、「隠(かくし)」となりミッションに挑戦しつつ、プロジェクションマッピングなどで彩られた約1.2キロの夜の森を歩き、炭治郎や仲間たちが繰り広げる鬼との戦いを体感できる。

 昼のイベントでは、アニメ制作を担当した「ufotable」がオリジナルで描き下ろしたイラストのキャラクターパネルなどが設置されたエリアを周遊しながら、謎解きゲームが楽しめる。参加者は、炭治郎や仲間たちと一緒に謎を解きをしながら園内を探索し、「幻の絶景」を見つけ出すミッションにチャレンジする。

 同所限定のオリジナルグッズのほか、炭治郎や煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)らをモチーフにしたオリジナルフードも提供している。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために旅立つ……というストーリー。吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんが2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載したマンガが原作で、コミックスの累計発行部数は1億5000万部以上。

 「テレビアニメ『鬼滅の刃』竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が大ヒットした。「テレビアニメ『鬼滅の刃』無限列車編」が2021年10~11月、「テレビアニメ『鬼滅の刃』遊郭編」が2021年12月~2022年に2月に放送された。

 「鬼滅の刃」とのコラボイベントは9月30日まで。昼のイベントは午前10時から日暮れまで、夜のイベントは日暮れから午後8時半まで実施(季節に応じて変更)。昼の謎解きウォーク「花降る里と幻の絶景」は大人(12歳以上)が2000円、子供(11歳以下)が1200円。「ナイトウォーク那田蜘蛛山」は大人(12歳以上)3300~3900円、子供(5~11歳)1500~1700円(時期によって料金が変動)、4歳以下は無料。セット券やプレミアムチケットもある。詳細は公式サイトを参照。

 ◇「ドラゴンクエストアイランド 大魔王ゾーマとはじまりの島」

 「ドラゴンクエストアイランド 大魔王ゾーマとはじまりの島」は、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」に登場する城下町や森、魔王城などを再現したリアルな建造物とデジタルを融合させ、その世界観を表現したフィールドを歩きながら楽しむRPGアトラクション。メインクエストでは、参加者自身が主人公となり、オリジナルストーリーに沿った冒険が楽しめる。サブクエスト「カンダタ盗賊団の入団試験」も展開中。

 2021年にオープンした同アトラクションは、現在、春の特別装飾「オノコガルドの春」を実施。オノコガル城の前にあるスライムに桜色を中心にした色とりどりの花や植物のオーナメントで作った花冠を装飾しているほか、城の入り口にはオノコガルドの紋章が描かれたピンクの旗を配置し、春らしさを演出している。

 ◇「NARUTO&BORUTO 忍空」

 「NARUTO&BORUTO 忍空」は、人気アニメ「NARUTO-ナルト-」と「BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS」をテーマにした体験型忍者アトラクションエリア。巨大な火影岩や原寸大のキャラクターが設置され、木ノ葉隠れの里を再現。スタンプラリーをしながら楽しむ立体迷路「天の巻」や、修業を体感できるアスレチック「地の巻」などのアトラクションが楽しめる。

 「天の巻」では、参加者は木ノ葉隠れの忍として、さまざまな障害物やトラップを乗り越えながら、仲間たちと合流。“印”のスタンプを集めることでナルトの救出を目指す。4月にリニューアルし、立体迷路内に手の動きを読み取るデジタル技術を導入した。参加者が正しい“印”を結び、忍術を発動させないと開かない“開かずの扉”など、「NARUTO」の世界観への没入感を高めながら、アトラクションを楽しむことができる。

 リアル謎解きゲーム「地の巻~外伝~」も展開。エリア内には、うずまきナルト行きつけのラーメン屋「一楽」をモチーフにした飲食店もある。

 ◇「ゴジラ迎撃作戦」

 淡路島に全長約120メートルの実物大ゴジラが2020年に登場。「ゴジラ迎撃作戦」は、ゴジラの世界観を再現したエリアで、参加者は「国立ゴジラ淡路島研究センター」の一員となり、「ジップライン」や「対ゴジラ細胞シューティング」のアトラクションを体験できる。常設の「ゴジラミュージアム」、東宝制作のオリジナルムービーを鑑賞できる「プレシアター」なども楽しめる。

 「ジップライン」は、実物大ゴジラの体内に突入し任務を遂行する「体内監視コース」と、ゴジラの体表の真横を通過する「体表監視コース」の二つがある。

 AR×リアル謎解きゲーム「巨大不明生物の細胞を追跡せよ!!」では、「作戦本部」で受け取った謎解きキットと公式スマートフォンアプリを駆使しながら、エリア内に設置された手がかりのポイントを巡り、謎を解き明かす。

 「ゴジラカレー」など計14種のコラボフードもモリノテラス・キッチンカーで提供している。

 ◇「クレヨンしんちゃん アドベンチャーパーク」

 「クレヨンしんちゃん アドベンチャーパーク」は、クレヨンしんちゃんの世界を体感できるエリア。巨大アスレチックや水上ジップラインが楽しめる。

 アクション仮面のヘルメットをかぶり、巨大水砲の攻撃をくぐり抜けるジップライン「チャレンジ!アクション仮面飛行隊!」は、全長225メートルと140メートルの2コースがある。

 そのほか、野原家の犬、シロになりきって地上から高さ6メートルまで飛び上がる逆バンジー「スーパーシロの出撃!スーパー逆バンジー!」、劇場版「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」をモチーフにした巨大アスレチック「アッパレ!戦国大冒険!」、巨大たまねぎやピーマン、ひろしの靴下などしんちゃんの苦手な物が置いてあるホラーハウス「オラの『ビックリ!ドッキリ!おもしろホラーハウスだゾ!』」なども展開している。

 それぞれのエリアで料金が異なる。詳細は公式サイトを参照。

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