アニメ「機動戦士ガンダム」のアニメーションディレクターやキャラクターデザインなどを担当した安彦良和さんが監督を務める劇場版アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」(6月3日公開)の新CMがYouTubeで公開された。小学生の頃から「ガンダム」が好きだったというお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんが、「ククルス・ドアンの島」の感想を興奮冷めやらぬ様子で語る映像となっている。
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田村さんは、小学生の頃からプラモデル(ガンプラ)を作り、「ガンダム」シリーズを追ってきたといい、「ガンダム」の“生みの親”である富野由悠季監督と対談経験もある“ガンダムファン”。「ククルス・ドアンの島」を見終えて「えええッ!?」と驚いたようで、「完成度も高く、ガンダムが進化し、予想を超えた」「いつの間にか引き込まれている自分がいるぞ!と気づいた時には、この映画にどっぷりハマっていました」と熱弁した。
「ククルス・ドアンの島」は、1979年に放送された「機動戦士ガンダム」のテレビアニメ第15話のエピソードで、主人公のアムロ・レイ、敵対するジオン軍の脱走兵ドアンの交流を通じて、戦争の哀愁が描かれた。劇場版では第15話を改めて描く。
田村さんは「そういう描き方があるのか」「裏切られることだらけ」と衝撃を受けたという。「アムロの成長が、より色濃く感じられた」「あの頃の記憶がよみがえってきました」と語り、「大人になって見ても戦闘シーンの迫力がちゃんとあるっていうのはうれしかったですね」「特に、冒頭のRX-78-02ガンダムが片足で立ち上がるシーンが一番震えましたね」「ファーストガンダムがぎゅ~っと集約されている」と大絶賛した。
本編クリップ映像第3弾もYouTubeで公開された。地球連邦軍の元帥のゴップとジオン公国軍の将軍のマ・クベの交渉シーンが描かれている。「ゴップが計画しているジブラルタル攻略作戦を中止しなければワシントン、ニューヨークほか、幾多の都市が消滅することになる」と脅すマ・クベに対し、ゴップは何食わぬ顔で要求を受け流す。互いに譲らない攻防に緊張が走る映像になっている。
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