やんごとなき一族:佐々木希の“クレージー泉”に視聴者ガクブル! 温泉に“突撃”、女主人“なりすまし”も 衝撃行動振り返る

連続ドラマ「やんごとなき一族」で立花泉を演じる佐々木希さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「やんごとなき一族」で立花泉を演じる佐々木希さん(C)フジテレビ

 女優の土屋太鳳さん主演の連続ドラマ「やんごとなき一族」(フジテレビ系、木曜午後10時)。6月2日に放送された第7話では、深山家の次男・健太(松下洸平さん)の秘書として働く立花泉(佐々木希さん)が本性をあらわし、「あんなにクレージーだったとは……」「マジで恐怖」「ホラーandスリラー」と、その変貌ぶりが話題を呼んだ。視聴者を驚かせた衝撃行動と共に振り返る。

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 ◇もはや“フラグ”だった? 美保子のワナにも“清く正しく美しく”対応

 ドラマは、マンガ誌「Kiss」(講談社)で連載中のこやまゆかりさんの同名マンガ。庶民の家庭から上流社会の一族に嫁いだ主人公・佐都(土屋さん)の姿を描く“アフター・シンデレラ・ストーリー”。

 泉は上流階級の生まれで、大物政治家の父を持つ。容姿端麗で教養も兼ね備えているため、深山家からの信頼も厚い。健太が思いを寄せていたいいなずけだったが、泉は結婚せずに恋人とフランスへ。しかし、“訳あって”帰国。深山家の当主・圭一の計らいで、健太の秘書として働くことになった。

 第2話では、佐都をよく思わない兄嫁・美保子(松本若菜さん)が、パーティーで彼女に恥をかかせようと泉を利用。2人が同じドレスになるように仕組んだ。だが、泉は佐都に頭を下げて謝罪。「配慮が足らず、申し訳ございません。私は自分の無礼が許せません。すぐに帰ります」とその場を後にした。泉の“清く正しく美しい”振る舞いに、深山家の面々も感嘆していた。

 ◇まるで別人! 「パーフェクト」が引き金になり“闇落ち”

 ところが、第7話で泉は豹変(ひょうへん)。健太を奪おうと、佐都のことなどお構いなしに猛アタックするようになり、女と女のバトルへと発展した。

 原因は、環境大臣に就任した父・隆(篠井英介さん)から求められる「パーフェクトであること」にあった。泉が健太と結婚すれば両家にとって都合が良く、多方面から揺さぶりをかけられた泉は、健太の妻になるべく動き出したのだった。

 さらに泉の過去についても新たな事実が明らかになる。フランス時代の泉は恋愛に関して
「相当クレージー」だったという。嫉妬や執着が激しく、フランスから帰国したのも、恋人と問題を起こしたためだったと明かされた。

 ◇温泉に“突撃”、女主人“なりすまし”… 視聴者も震え上がる衝撃行動

 “覚醒”した泉は次から次へと仕掛けていった。まずは出張を控えた健太のために荷物を用意し、佐都の元に“お届け”。「余計な負担を減らすようパーフェクトなサポートが必要なの」と言い、目の前で下着をたたんだりと佐都を挑発する。

 また、同行する予定のなかった出張先に押しかけ、温泉を楽しむ健太たちの元にバスタオルを巻いた姿で“突撃”。さらには健太の部屋に押しかけ、ベッドイン、キス、バックハグと色仕掛けを連発し、帰宅後はメールと電話で“好き好きアピール”を繰り広げた。

 そして、極めつきは深山家に取り入り、佐都の仕事である朝食の準備を横取り。「佐都さん、今までありがとうございました。私の代わりは荷が重かったでしょう?」と言い放つのだった。

 佐々木さんは、これまで泉として見せてきた上品で清楚(せいそ)な姿から一変、低い声で「は?」と口にしたり、狂気をはらんだ笑顔を向けるなど、視聴者が恐怖を覚える演技を披露。SNSでは「怪演」の声も上がっていた。

 9日に放送される第8話の次回予告では、泉が自分の腕と健太の腕を手錠でつなぎ、飛び降りるような衝撃的なシーンも登場。一体、どんな展開が待ち受けているのか、「女vs女の最終決戦」から目が離せない。

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