ONE PIECE:1カ月休載 最終章へ 尾田栄一郎「最終章もなるべく早く締められるように」

「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎さんのコメント(C)尾田栄一郎/集英社
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「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎さんのコメント(C)尾田栄一郎/集英社

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」が、6月27日発売の同誌30号から約1カ月間休載することが7日、明らかになった。7月25日発売の34号で連載を再開する。同作が“最終章”に突入することも分かった。同作の公式ツイッターに尾田さんが直筆コメントを寄せ、発表された。

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 6月13日発売の28号、20日発売の29号には掲載され、その後、休載することになる。新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督、8月6日公開)、Netflixで配信されるハリウッド実写ドラマシリーズ「ONE PIECE」などの準備もあり、休載することになったという。

 公式ツイッターの直筆コメントで、尾田さんは「休みまーす!」と報告。「最終章もなるべく早く締められるように構成組み直したいなー」とつづった。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年・ルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、2021年1月には1000話に到達。今年7月で連載25周年に突入する。

 2010年3月に発売されたコミックス第57巻の初版発行部数が日本出版史上最高となる約300万部を記録。2012年8月発売の第67巻は初版約405万部で、自己記録を更新した。2015年6月には「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」のギネス世界記録に認定された。コミックスが第102巻まで発売されており、全世界の累計発行部数は、4億9000万部以上。最新103巻が8月4日に発売される。テレビアニメが1999年10月にスタートし、2021年11月には第1000話に到達した。
 

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