ONE PIECE FILM RED：特番で重大情報一挙解禁　田中真弓「劇場で宴だ！」　谷口悟朗監督「驚きと感動を」

　尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE（ワンピース）」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」（谷口悟朗監督、8月6日公開）の特番「『ONE PIECE FILM RED』新情報発表特番」が6月8日、YouTubeで配信され、モンキー・D・ルフィ役の田中真弓さん、ウソップ役の山口勝平さんらが登場した。特番では、新作劇場版アニメの新情報が一挙発表され、田中さんは「何回も見たくなると思います。どうぞ楽しみにしていてください。劇場で宴（うたげ）だ！」とファンにメッセージを送った。

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　特番では、“重要人物”ゴードン役として津田健次郎さん、ウタ役として名塚佳織さんが出演し、歌手のAdoさんがウタの歌唱パートを担当することが発表された。ウタは、世界中を熱狂させる歌姫で、音楽プロデューサーの中田ヤスタカさん、作曲家の澤野弘之さん、シンガー・ソングライターのVaundyさんら豪華アーティストが楽曲を提供する。

　サプライズでウタ役の名塚さんが登場し、ウタ「私は新時代を作る女」というせりふ、歌声が流れる映像が公開された。田中さんは事前に映像を見たといい、「本当にぴったりきた」「歌からせりふに入っていく時に、あまりに違和感がなくてすごい」と絶賛。山口さんも「せりふから歌い出した時の自然な流れがすごい」と驚いた。名塚さんは、ウタの歌唱を担当するAdoさんの歌声を聴き、収録に臨んだといい「せりふから歌へ、歌からせりふへうまく流れるように」「久しぶりにこんなに眠れない日々を過ごしました」と明かした。

　Adoさんが歌う主題歌「新時代」が流れる本予告や、尾田さんが描き下ろしたポスタービジュアルも公開され、田中さんも「おなかいっぱいになってきた」というほど新情報盛りだくさんの特番となった。

　終盤では、谷口監督が映像でメッセージを寄せた。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE　倒せ！海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めることも話題になっており「8月6日に皆さんに驚きと感動を届けられるように、今現在、相当追い込みの時期ですが、頑張って制作を進めています」と現状を明かした。

　主題歌、劇中歌の豪華楽曲提供陣に触れ、「楽曲にアニメーションの魅力をきっちりと乗せて、たっぷり楽しめるようなぜいたくな仕上がりにするように努力しています。音楽は映画館の環境で120％堪能できるよう、5.1チャンネル化しています。ぜひ劇場で見ていただきたいです」とメッセージを送った。

　劇場版は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。