神谷浩史:「ドラゴンボール」は「不思議な作品」 「まだワクワクすることってあるんだ」

「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」に出演する神谷浩史さん
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「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」に出演する神谷浩史さん

 鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」シリーズの劇場版アニメ21作目「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」が、6月11日に公開される。同作は、神谷浩史さん、宮野真守さんが劇場版の新キャラクターでレッドリボン軍の人造人間のガンマ1号、2号を演じることも話題になっている。神谷さんは、連載当初から原作を読んでいて「ドラゴンボール」の大ファンだという。神谷さんに「不思議な作品」と感じている同作の魅力、宮野さんとの共演などについて聞いた。

 ◇ガンマ1号はスーパーヒーロー 宮野真守、入野自由との共演に感慨

 「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は、原作者の鳥山さんが脚本、キャラクターデザインを担当。孫悟飯とピッコロの師弟コンビが、レッドリボン軍、新たな人造人間と激突する。

 神谷さんが演じるガンマ1号は、新生レッドリボン軍のDr.ヘドが生み出した新たな人造人間。予告では、ガンマ1号が「スーパーヒーローだ」と自称するシーンが描かれたが、神谷さんも「ガンマ1号はスーパーヒーローなんです。その一言に尽きます」と話す。

 「1号も2号も、自分たちがヒーローであるという自覚を持って行動しているキャラクターです。ヒーローって、やっぱり憧れるじゃないですか。正義とはまた違うんだと思うんです。ただ、自分が持っている正義を全面的に強く押し出していくと、それが悪にも変化するんだと思うんですけれど、彼らの中に根付いている正義というのは“ヒーローであること”なんだと思うんです。そういうキャラクターを演じることは、これまでないかもしれないですね」

 ガンマ1号は冷静沈着、ガンマ2号はややノリが軽いところがあるといい、キャラクターに対比がある。ガンマ2号を演じる宮野さんとは、ほかの作品での共演も多く、今回コンビ役を演じることを「うれしかった」と語る。

 「ガンマ1号もガンマ2号も根っこは一緒なんですけど、ガンマ2号は『変身ポーズはどうあるべきか?』とか周りから見られた時によりヒーローであるためにはどうしたらいいか?を非常に前向きに考えている。一方、ガンマ1号は『行動としてヒーローはどうあるべきか?』と。その対比を体現するにあたって、マモちゃん(宮野さん)は本当に伸び伸びと演じるタイプの俳優さんなので『絶対に間違いない』と思いました。あと、人造人間を作ったDr.ヘドを演じるのが入野自由なんです。僕とマモちゃんと自由の3人で関連性のある役を振っていただけて、作品に関われるのはうれしいよねと、3人で話したのを覚えています」

 ◇「本当に見たことがない」最大最高にすごい映像体験

 神谷さんは、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で「ドラゴンボール」の連載を読んでいた、まさにドンピシャ世代で「ずっと原体験として持っている」と語る。

 「『ドラゴンボール』は子供のころから当たり前にあって、今になっても、みんなを楽しませている。自分が声優として関わることができて『まだワクワクすることってあるんだ』ということを教えてくれました。実は、いまだに渦中にいることが不思議で、自分にとってどういう作品なのか、見当もつかないんですよね。当時、連載を全部読んでいたわけではないのに、キャラクターは知っているし、展開も知っている。意味が分からないですよね(笑い)。でも、そういう人ってほかにもいっぱいいるような気がしていて、不思議な作品です」

 「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の見どころを聞くと、「本当に見たことがない映像なんです」と語る。

 「鳥山先生が描いているコミックスの表紙の絵がずっと動くんです。もうどうかしてるな、ついにここまで来たんだと。例えるなら『マトリックス』を初めて見た時のような『なんだこれ!』という感覚。とにかく映像がすごい。恐らくエポックメーキング的な作品になると思います」

 「今この瞬間、最大最高にすごい映像体験ができるというのは幸せなこと」と力を込める神谷さん。その“衝撃”を体感したい。

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