山田涼介:「ハガレン」原作者・荒川弘の絶賛に感謝 「やらせていただけて本当に良かった」

映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」の完成披露先行上映イベントに登場した(左から)内野聖陽さん、山田涼介さん、寺田心さん
1 / 5
映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」の完成披露先行上映イベントに登場した(左から)内野聖陽さん、山田涼介さん、寺田心さん

 人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんが6月13日、東京都内で行われた主演映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」(曽利文彦監督、6月24日公開)の舞台あいさつ付き完成披露先行上映イベントに登場。舞台あいさつでは原作者・荒川弘さんからのコメントをMCが代読する場面があり、「(映画を)見ている途中から、山田涼介という名前がどこかへ飛んでいってしまうぐらいエドでびっくりました。体のつくりから、仕草、すべてがエドそのものでした」と絶賛されると、主人公のエドワード・エルリックを演じる山田さんは「『ハガレン』の生みの親である先生にそういうお言葉をいただけるのは本当にありがたいですし、やらせていただけて本当に良かったなと思っています」と感謝の思いを語った。

ウナギノボリ

 舞台あいさつには、映画でホムンクルス(人造人間)のプライドを演じる寺田心さん、エドの父のヴァン・ホーエンハイムとホムンクルスたちの生みの親である“お父様”の二役を演じる内野聖陽さんも出席。山田さんについて、寺田さんが「かっこいいんですよね。(直接)見られるとだめですね、かっこいい」と語ると、山田さんは「心さんありがとうございます!」と冗談めかして対応。続けて内野さんが「(山田さんは)中性的な魅力をすごく持っていて。エドは、マンガでははっちゃけたキャラクターだけど、実写版で山田君が演じると妙に色気があるというか。共演させてもらって、そこが『ああ、すてきだな』と……」と印象を語ると、山田さんは「いや、恥ずかしいです」と照れ笑いを浮かべていた。

 「鋼の錬金術師」は、2001~10年に「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載された、荒川さんの人気マンガ。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。アニメ化もされ人気を博した。2017年には1作目の実写映画が公開された。

 新作は、マンガ「鋼の錬金術師」の連載20周年を記念した新プロジェクトとして公開。2部作の前編となる「復讐者スカー」は、原作でも人気のキャラクターである“傷の男(スカー)”を中心としたストーリー。かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐(ふくしゅう)のために、すべての国家錬金術師の抹殺を誓うスカーが、エドと相対することになる。後編「最後の錬成」は“お父様”との戦い、その後のエドとアル、仲間たちの物語が展開し、原作の最終話までを描く。

写真を見る全 5 枚

映画 最新記事