家庭教師のトラコ:美村里江、板谷由夏、鈴木保奈美が出演 橋本愛と対峙する教え子の母親役

「家庭教師のトラコ」に出演する(左から)美村里江さん、鈴木保奈美さん、板谷由夏さん=日本テレビ提供
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「家庭教師のトラコ」に出演する(左から)美村里江さん、鈴木保奈美さん、板谷由夏さん=日本テレビ提供

 女優の美村里江さん、板谷由夏さん、鈴木保奈美さんが、橋本愛さん主演の7月期「水曜ドラマ」(日本テレビ系、水曜午後10時)枠で放送される「家庭教師のトラコ」に出演することが6月14日、分かった。3人は、謎の家庭教師・根津寅子(橋本さん)と対峙(たいじ)する母親を演じる。初回が7月20日に放送されることも、発表された。

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 美村さんは「中村家は、思い違いやすれ違いでちょっとズレている。その部分をトラコ先生がいっぷう変わった手法で明らかにして、大きく家庭が変わっていく様子が爽快です。『家庭』教師の意味がよく分かります」と見どころを語る。

 板谷さんは「うちは、金銭的なこと含め、シングルマザーの苦悩が描かれていく気がしています。台本を読みながら何度も自分の母を思います。ドラマを見てお母さんを、家族のことを考えてもらえたらと思います」とアピールした。

 鈴木さんは、超富裕層の後妻・上原里美。美村さんは、新聞社で働く母・中村真希。板谷さんは、定食屋を営むシングルマザーの下山智代をそれぞれ演じる。生活レベルが違う3人だが、自分の子供を志望校に合格させたいという切実な願いは共通で、トラコの変わった授業方法に戸惑いながらも、「正しいお金の使い方」と「人生」を学んでいく。

 鈴木さんは「あなたは正しくお金を使っていますか? 学べるエンターテインメント、そして、七変化の橋本愛劇場を誰よりも楽しみにしているのはこのわたしです」とコメントした。

 橋本さんは「トラコが一番最初に対峙するのは生徒ではなくそのお母さんです。母親の背景に見える家庭や問題を見抜き、トラコなりのアプローチで家庭内に侵入していきます。3人の母親は全く違うキャラクターなので、お芝居を見ているだけでわくわく、満たされるような気持ちになりました」と話した。

 今作は「家政婦のミタ」「同期のサクラ」「35歳の少女」などの話題作を生みだしてきた脚本家の遊川和彦さんと、同局の大平太(おおひら・ふとし)プロデューサーが再びタッグを組んだヒューマンドラマ。それぞれ問題を抱えた三つの家庭を、謎の家庭教師・根津寅子が救う様子を描く。

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