吉田鋼太郎:「ちょっと似た者同士感」 吉岡里帆と初共演でバディーに SPドラマ「監察の一条さん」

6月29日放送のスペシャルドラマ「監察の一条さん」主演の吉田鋼太郎さん(左)と出演する
1 / 2
6月29日放送のスペシャルドラマ「監察の一条さん」主演の吉田鋼太郎さん(左)と出演する

 俳優の吉田鋼太郎さん主演のスペシャルドラマ監察の一条さん」(テレビ朝日ほか)が6月29日に放送されることが14日、分かった。同僚の警察官の不祥事を内偵する「監察官」にスポットを当てたドラマで、定年間近の“ゆるふわ監察官”一条善太郎(吉田さん)と、“毒舌美人監察官”結城まりあ(吉岡里帆さん)のバディーの活躍を描く。吉田さんと吉岡さんは今作が初共演となる。

あなたにオススメ

 主人公の一条は、仕事柄嫌われがちな監察官の中でも、とにかく人懐っこい人物。全力で“テヘペロ”したり、少し古めなJK用語も使用したりと、一見すると少し“ヤバめ”なおじさんだが、人や物事の本質を見抜く力に優れているすご腕の監察官だ。

 一条とバディーを組むまりあは、警視庁でキャリア組として華々しい経歴を歩んできた人物で、元捜査1課の若きエース。新郎に結婚式を当日にドタキャンされるも、結婚のため管理部門に出していた異動願いはしっかり受理されてしまい、警務部監察係へ異動してきた。年上だが階級が三つ下の一条とタッグを結成。一見ふざけているとしか思えない一条の行動に振り回されてブチギレる一方、一条の才能に気付いていき、やがて“一条流・性善説ありきのほっこりアプローチ”で、監察対象の警察官が被疑者として浮上した連続殺人事件の真相に迫る。

 吉田さんは「刑事ではなく、刑事を内偵する監察官が主体のドラマということに新鮮味を感じました。監察官は、自分たちと同じ仕事をしている人たちを裁く、中途半端な気持ちではできない職業。ともすれば、ちょっと重たくて暗いテイストのドラマになってしまうのではないか……と思っていたのですが、台本を開いてみたら、監察官の仕事はちゃんと描きつつも軽いコメディータッチで描かれていたので、とてもステキだなと思いました!」とコメント。

 吉岡さんについて、「今回が初対面でしたが、里帆ちゃんも舞台から入った方なので、ちょっと似た者同士感と安心感を覚えまして……。お芝居の上でも、最高のバディーでした! 今回はやりたい放題やっている僕を見て、困っていたり、笑っていたり、右往左往している吉岡里帆も見どころです(笑い)」とアピールした。

 吉岡さんは「私はずーっと細かくツッコミを入れる役回りなのですが、ここまで全カットを通してツッコミを入れていく役は初めてで。しかも吉田鋼太郎さんが毎カット、想像を超える新しいアドリブを繰り出されて、無視できないほど面白かったです。鋼太郎さんのお芝居を心から楽しみながら、まるでスポ根のように『全部返さなきゃ!』と、片っ端から瞬発力でツッコミを返していました(笑い)」と撮影を振り返った。

 ドラマは、29日午後8時~同9時48分に放送。

写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事