機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島:“ハサウェイ”小野賢章が語る! 父ブライトの活躍に「苦労してたんだなぁ」

「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の一場面(C)創通・サンライズ
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「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の一場面(C)創通・サンライズ

 アニメ「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」のアニメーションディレクターやキャラクターデザインなどを担当した安彦良和さんが監督を務める劇場版アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」が公開されたことを受けて、声優の小野賢章さんがコメントを寄せた。

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 小野さんは「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」で、主人公のハサウェイ・ノアを演じた。「ククルス・ドアンの島」ではハサウェイの父のブライトが活躍することから、「ブライトさん、上に立つ人間として悩んだり、もっと上からの命令と現場の問題との板挟みで苦労してたんだなぁ。それでもアムロを助けにいくことを選択した姿が格好よかった。僕個人としては、ハサウェイのこともあり申し訳ない気持ちでいっぱいになりました……。想像するだけで胃がもたない……。ですが、若かりしブライトさんの姿にハサウェイのルーツを感じることができてうれしかったです」と話している。

 アムロ・レイ役の古谷徹さんの演技については「当時と変わらないアムロの姿に感動しました。古谷徹さんに脱帽です」とコメント。「ククルス・ドアンの、大人が子供の未来のために戦う姿は、やはり格好いいですね。血のつながりがなくても、そこにはしっかり家族の絆が見えた気がします。子供たちの代まで戦いを持ち込まないための、ドアンの戦いの匂いを消す物語、ぜひ映画館でご覧ください!」とメッセージを送った。

 「ククルス・ドアンの島」は、1979年に放送されたファーストガンダムのテレビアニメ第15話のエピソードで、主人公のアムロ、敵対するジオン軍の脱走兵ククルス・ドアンの交流を通じて、戦争の哀愁が描かれた。劇場版では第15話を改めて描く。6月3日に184館で公開され、興行収入が7億円、観客動員数が35万人を突破した。

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