ダンダダン
第12話「呪いの家へレッツゴー」
12月19日(木)放送分
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」のオンライントークイベント「ジャンプのミライ2022」第1回が6月29日に開催された。「少年ジャンプ+」の細野修平編集長、籾山悠太副編集長、ウェブマンガサービスなどを提供する「アル」のけんすう代表取締役が登場し、「ジャンプの現在位置」「ジャンプの挑戦」「ジャンプのミライ」について語った。
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「少年ジャンプ+」は、「『週刊少年ジャンプ』を超える」をコンセプトに2014年9月にリリースされた。今年で9年目を迎え、ページビュー(PV)は右肩上がりで、アクティブユーザーは、1日に約185万(ブラウザー版含め約220万)、週間が約395万(ブラウザー版含め約545万)、月間が550万(ブラウザー含め約1050万)を記録している。好調ではあるが、細野編集長は「まだジャンプは超えられていないと考えています」と語った。
細野編集長は「『ONE PIECE』『鬼滅の刃』を超えるヒット作品を作ること」「ヒットを作るための仕組みを作ること」が「ジャンプを超える」ことになると説明。「新連載を作り、読者が集まり、ジャンプ+の注目度が高まり、新人作家が集まるというヒットのサイクルを加速させたい」と話した上で、ジャンプのアンケートシステムを超える指標作りを模索していることを明かした。
「少年ジャンプ+」の課題は「最新話をもっと盛り上げる」ことで、「マンガを強くするヒントがあるのではないか」と強調した。「最新話をもっと盛り上げる」重要性は、2021年12月~2022年3月に連載された「タコピーの原罪」のヒットでより明確になったという。
「マンガは、コミックスや雑誌を買って、読んでという過程を経て楽しむものなので、ほかのコンテンツに比べて『タイパ(タイムパフォーマンス)が悪い』とも言われます。『タコピーの原罪』は、各話が1日約200万PVを突破し、最終話は公開から3日間で360万PVを記録しました。このヒットで、マンガも最新話を共有することに関しては、タイパの問題を解決できるのではないかと考えました。マンガの面白さは最新話を読んで盛り上がることだと改めて気付かされました」
細野編集長は、「ジャンプ+のミライ」として「1話あたり1000万人に読まれる作品を作る。そうすればジャンプを超えるアプリになれる」と改めて“ジャンプ超え”の目標を語った。
「ジャンプのミライ2022」は、第2回が7月27日、下旬、第3回が8月24日に実施予定。
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