今週の「徹子の部屋」:倉科カナ、家計支えるため高校生で三つのバイト掛け持ち 石黒賢、遺品整理で知った父の意外な素顔

7月13日放送の「徹子の部屋」に出演する倉科カナさん=テレビ朝日提供
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7月13日放送の「徹子の部屋」に出演する倉科カナさん=テレビ朝日提供

 7月11~15日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)のラインアップが発表された。11日は俳優の石黒賢さん、12日は美容研究家の小林照子さんと娘で美容家の小林ひろ美さん、13日は女優の倉科カナさん、14日は今年逝去した歌手で俳優の西郷輝彦さん、俳優の山本圭さん、作家の西村京太郎さん、写真家の田沼武能(たけよし)さんの「追悼特集」、15日はタレントのセイン・カミュさんが登場する。

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 石黒さんは5回目の登場。戦後初の日本人プロテニス選手だった父の故・石黒修さんについて語る。父の亡き後、遺品の中に見つけたのは父の手帳と思い出の本。手帳からはテニス選手としての意外な顔を、本からは父親としての意外な素顔を知ることができたと話す。

 「美容界のカリスマ」と呼ばれている照子さんと、「自宅で手軽にできる美容法」などで話題の娘のひろ美さん。黒柳さんは、87歳の照子さんと58歳のひろ美さんの肌を見て、「とてもその年齢には見えない」と絶賛。興味津々で2人の独自の美容法を聞き出す。

 出演回と同日の13日スタートの、東山紀之さん主演の人気刑事ドラマシリーズ「刑事7人」(同局系、水曜午後9時)シーズン8にも出演する倉科さん。5人きょうだいの長女だといい、両親の離婚をきっかけに、高校生の頃には三つのアルバイトを掛け持ちして家計を支えていたと明かす。ある“特殊能力”を持っていることを告白し、黒柳さんを仰天させる一幕もある。

 「追悼特集」では、西郷さん、山本さん、西村さん、田沼さんの過去の出演回から故人を偲(しの)ぶ。西郷さんは、歌手になるため家出同然に鹿児島から上京した際の母との爆笑秘話を披露した。山本さんは、家業を継いでほしい建築家の父とケンカになったエピソードを明かした。西村さんは、作家になる前の意外な職業を告白。ユニセフ(国連児童基金)親善大使の黒柳さんの視察にいつも同行していた田沼さんは、写真家としての信念や生涯現役の秘訣(ひけつ)を語っていた。

 3児の父のカミュさん。6歳で初めて日本に訪れ、今では日本を“第二の故郷”と思っているというが、初めは日本流の子育てに戸惑ったこともあったと振り返る。妹のジャスティーンさんは知的障害を持つアーティストだが、スタジオではジャスティーンさんの絵も紹介される。

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