ONE PIECE FILM RED:新津ちせが劇場版アニメ出演 ウタに憧れる少女役 梶裕貴が羊飼いの少年に

劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」に声優として出演する新津ちせさん(左)と梶裕貴さん(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
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劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」に声優として出演する新津ちせさん(左)と梶裕貴さん(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督、8月6日公開)に、子供ユニット「Foorin」の元メンバーで子役の新津ちせさんが声優として出演することが7月13日、分かった。新津さんは劇場版オリジナルキャラクターで、歌姫・ウタに憧れる少女・ロミィを演じる。声優の梶裕貴さんが同じくオリジナルキャラクターの羊飼いの少年・ヨルエカ役として出演することも発表された。ロミィとヨルエカは、ウタの初ライブに参戦することになるという。尾田さんが描き下ろしたロミィ、ヨルエカの設定画も公開された。

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 新津さんは「私が生まれる前からたくさんの方に愛され続けている作品『ONE PIECE』に参加できることがまるで夢のようで、本当にうれしかったです! 私が演じるロミィは、貧しいながらも、ウタに憧れ、ウタの歌に毎日励まされて生きている女の子です。アフレコは緊張しましたが、谷口監督やスタッフの皆さんが優しく声をかけてくださり、楽しみながらロミィを演じることができました。子供も大人もみんなが楽しめて、見ると力が湧いてくる、パワフルですてきな映画です。ぜひ劇場でご覧ください!!」とコメントを寄せている。

 梶さんが「ONE PIECE」のアニメシリーズに出演するのは初めてで、「まさか! 自分が!『ONE PIECE』の世界に関わらせていただけるなんて! 本当に夢のようです……! ありがとうございます!!」と喜びのコメント。「でも、これだけは言っておかねばなりません! ヨルエカは! 完全なるモブです! せりふも四つくらいしかないモブ中のモブ! キング・オブ・モブです! ですが!! 僕にとってそんなことは関係ない! だって、あの尾田栄一郎先生が描きおこしてくださったキャラクターなんですから! 名前まであるし! それだけで一体どれだけ価値のあることか! 心の底から光栄です! 感謝感激です!! それに作品にとってのモブとはいえ、ヨルエカにとってはただ一つの人生ですから! 全身全霊でフィルムの中に声を残しておきましたので、ぜひ映画館でご覧ください!!(そして、あわよくば! いつかもっとせりふしゃべらせてください!! 尾田先生、お願いします!!!)」と話している。

 劇場版では、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

 「コードギアス」シリーズなどの谷口さんが監督を務める。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めることも話題になっている。

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