花澤香菜:「うる星やつら」新作テレビアニメでランに 「パワフルに演じられたら」

「うる星やつら」で花澤香菜さんが演じるラン(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会
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「うる星やつら」で花澤香菜さんが演じるラン(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

 高橋留美子さんの人気マンガ「うる星やつら」の完全新作となるテレビアニメで、花澤香菜さんがランを演じることが分かった。花澤さんは「初めて『うる星やつら』に触れたのは子供の頃。どこかで聴いた『ラムのラブソング』に衝撃を受け、この可愛い曲を歌えるようになりたい!と思い、聴き込みました!今もカラオケで必ず歌う、大好きな曲です」と出演を喜んでいる。

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 ランは、ラムの幼なじみで、宇宙から友引高校に転校生としてやってくる。普段はぶりっ子の美少女を装っているが、ラムと2人になると本性が露呈することになる。花澤さんは、ランについて「ランちゃんは極端なぶりっ子モードと、また極端なブチ切れモードの二重人格を持つ女の子なので、見ていて飽きない面白いところが魅力だと思います! ぶりっ子にも怒りにもちゃんと理由があるので、彼女の気持ちに寄り添いながら、パワフルに演じられたらよいなと思っています」と話している。

 「うる星やつら」は、「めぞん一刻」や「らんま1/2」「犬夜叉」などでも知られる高橋さんの代表作の一つ。高橋さんは、1978年に「勝手なやつら」でデビューし、「うる星やつら」は1978~1987年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された。女好きのダメ高校生・諸星あたると、地球に来た鬼族の娘・ラムの日常が描かれた。テレビアニメがフジテレビ系で1981年10月~1986年3月に放送された。

 新作は、同作を刊行する小学館の創業100周年を記念して、約36年ぶりにテレビアニメ化されることになった。「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」などの高橋秀弥さん、木村泰大さんが監督を務め、david productionが制作する。神谷浩史さんが諸星あたる、上坂すみれさんがラムをそれぞれ演じる。原作のエピソードを選び抜き、全4クールでテレビアニメ化する。フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で10月から放送される。

 ◇キャスト(敬称略)

 諸星あたる:神谷浩史▽ラム:上坂すみれ▽三宅しのぶ:内田真礼▽面堂終太郎:宮野真守▽錯乱坊:高木渉▽サクラ:沢城みゆき▽ラン:花澤香菜

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