鬼滅の刃:日本一の観覧車「オオサカホイール」とコラボ 関西でイベント続々「相乗効果に期待」 

「鬼滅の刃」とコラボした観覧車「オオサカホイール」(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「鬼滅の刃」とコラボした観覧車「オオサカホイール」(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」と、大型商業施設「EXPOCITY」(大阪府吹田市)にある全高約123メートルの日本一の高さを誇る大観覧車「オオサカホイール」がコラボしたアトラクション「天空の鍛錬場」が、7月16日から開催される。15日に先行体験会が行われ、運営するEXPO観覧車合同会社の三輪武志ゼネラルマネジャーが取材に応じた。

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 グランフロント大阪(大阪市北区)では原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」、ニジゲンノモリ(兵庫県淡路市)では期間限定のコラボイベントが行われているなど、関西で「鬼滅の刃」の関連イベントが数多く実施されている。三輪さんは「お客様からは『初日に原画展、2日目に淡路島に行き、3日目に観覧車に行くんです』といった声も寄せられています。『鬼滅の刃』のイベントが関西に集まったことで、相乗効果に期待したい」と語った。

 大観覧車には、「鬼滅の刃」のキャラクターの羽織をイメージした装飾を施した全13種限定26台のゴンドラがあるほか、施設内にもアニメの名場面などが展示されている。同所では過去に他のアニメ作品とコラボしたことはあったものの、「これほどの大規模なコラボは初めて」だという。

 企画について、三輪さんは「コロナ禍だからこそ、何か普段と違った観覧車の体験を提供したかった」といい、「『鬼滅の刃』とのコラボで、もう一度お客様に来場していただくきっかけにしたい」と期待を寄せる。コロナ禍前は、夏期に月間8万人が乗車していたため、「その水準に回復できるよう、目指していきたい」と意気込みを語った。

 「天空の鍛錬場」は、入口で渡される「大阪車輪の書」に従って“鍛錬”し、柱を目指すというスタンプラリー形式のアトラクション。ゴンドラ内などでクイズも出題され、クイズに全問正解し、スタンプラリーを達成すると、オリジナルステッカーが贈られる。

 会場には、竈門炭治郎、禰豆子、鬼殺隊の柱などキャラクターが勢ぞろいしたフォトスポットも設置される。オリジナルうちわ(500円)などのオリジナルグッズが販売されるほか、「禰豆子の竹チュロス」(650円)などのオリジナルフード、ドリンクも提供される。

 9月30日までの期間限定で開催。チケットは、特典付きが2500円、前売り券が1700円、当日券が1800円。

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