ドラマ1週間：「どうする家康」北川景子がお市の方役で松本潤と初共演　「刑事7人」倉科カナが涙の卒業

　1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（7月9～15日）は、松本潤さん主演の2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」に、女優の北川景子さんがお市の方役で出演する話題、倉科カナさんが東山紀之さん主演の人気刑事ドラマシリーズ「刑事7人」（テレビ朝日系、水曜午後9時）を卒業した話題などが注目された。前後編で取り上げる。

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　7月13日、2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」に、北川さんがお市の方役で出演することが明らかになった。北川さんは、天璋院篤姫を演じた「西郷（せご）どん」（2018年）以来、5年ぶり2作目の大河ドラマで、松本さんとは今回が初共演。「よく番組でご一緒していたので初めてという感じがしませんが、初めて共演します」とコメントしている。

　併せて同作に、藤岡弘、さんが織田信秀役、橋本さとしさんが山県（飯富）昌景役、寺島進さんが水野信元役、リリー・フランキーさんが久松長家役、お笑いトリオ「東京03」の角田晃広さんが松平昌久役、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャン役などで知られる吉原光夫さんが柴田勝家役で出演することが発表された。

　13日、倉科さんが人気刑事ドラマシリーズ「刑事7人」を卒業した。同日に放送されたシーズン8の第1話で、刑事の水田環（倉科さん）が天樹悠（東山さん）らの新専従捜査班に別れを告げた。倉科さんは、2015年の同シリーズ放送開始から環役で出演していた。クランクアップでは、涙を流しながら「またいつか戻って来たいなと思っています」と語った。

　14日、2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」の新たな出演者が発表された。俳優の渡部篤郎さんが瀬名（有村架純さん）の父・関口氏純役、女優の真矢ミキさんが瀬名の母・巴（ともえ）役で出演する。渡部さんと真矢さんは夫婦役となる。

　このほか、溝端淳平さんが今川氏真役、志田未来さんが北条氏康の娘の糸役を担当。豊嶋花さんが瀬名と命運を共にする少女、たね役、関水渚さんが鵜殿長照（うどの・ながてる）の妹のお田鶴（おたづ）役、野間口徹さんが家康（松本潤さん）と激戦を繰り広げる知将・鵜殿長照役で出演。音楽を、ピアニストで作曲家の稲本響さんが担当することも明らかになった。

　15日、人気グループ「Kis-My-Ft2（キスマイフットツー）」の玉森裕太さん主演で7月22日スタートの連続ドラマ「NICE FLIGHT！」（テレビ朝日系、金曜午後11時15分）から、「Snow Man」の阿部亮平さん主演のスピンオフドラマ「NICE CONTROL！」が、動画配信サービス「TELASA」で独占配信されることが明らかになった。阿部さんのドラマ初主演作となる。管制官・夏目幸大役で阿部さん、夏目と共に働く管制官訓練生・河原かすみ役で玉城ティナさんが出演。先輩・後輩2人の成長と葛藤を描く。

　15日、俳優の津嘉山正種さんが、黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ちむどんどん」（総合、月～土曜午前8時ほか）に出演することが明らかになった。18日放送の第71回から登場。沖縄戦の遺骨や遺品を収集し、家族の元へ返す活動を長年行っている嘉手刈（かでかる）源次を演じる。津嘉山さんの朝ドラ出演は、2012年度前期の「梅ちゃん先生」以来、10年ぶり4作目となる。

　15日、声優の宮野真守さんと女優の木村佳乃さんが、有村架純さんと中村倫也さんダブル主演の連続ドラマ「石子と羽男－そんなコトで訴えます？－」（TBS系、金曜午後10時）の第2話（22日放送）にゲスト出演することが明らかになった。ドラマは、東大卒ながら司法試験に4回落ちた法律事務員・石田硝子（通称・石子、有村さん）と、一発合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男（通称・羽男、中村さん）がコンビを組むリーガルエンターテインメント。宮野さんは、羽男（中村さん）の元同僚の弁護士・丹澤文彦、木村さんは、12歳の息子・孝多（小林優仁君）と暮らすシングルマザーの相田瑛子を演じる。