ONE PIECE FILM RED:25周年記念日にワールドプレミア 歌姫ウタが武道館降臨! “ルフィ”田中真弓ら麦わらの一味集結

「『ONE PIECE FILM RED』ワールドプレミア in 日本武道館」の様子
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「『ONE PIECE FILM RED』ワールドプレミア in 日本武道館」の様子

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督、8月6日公開)のワールドプレミア「『ONE PIECE FILM RED』ワールドプレミアin日本武道館」が、7月22日の「ONE PIECEの日」に日本武道館(東京都千代田区)で開催された。主人公・ルフィ役の田中真弓さんら声優陣、谷口監督と総勢17人が集結し、オープニングアクトとして、同作のヒロインの歌姫・ウタが自身初のライブを開催。主題歌「新時代」など3曲を披露し、イベントを盛り上げた。ウタは、歌手のAdoさんが歌唱を担当することも話題になっている。7月22日は「ONE PIECE」が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始した日で、25周年の記念日にワールドプレミアが行われた。

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 イベントには、田中さんのほか、ゾロ役の中井和哉さん、ナミ役の岡村明美さん、ウソップ役の山口勝平さん、サンジ役の平田広明さん、チョッパー役の大谷育江さん、フランキー役の矢尾一樹さん、ブルック役のチョーさん、ジンベエ役の宝亀克寿さんの麦わらの一味の声優陣が集結。ウタ役の名塚佳織さん、シャンクス役の池田秀一さん、ゴードン役の津田健次郎さん、クラゲ海賊団のキャラクターを演じる山田裕貴さん、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さん、せいやさんも登場した。

 ウタのライブ後には、声優陣がバックステージに登場。会場が観客の大きな拍手に包まれる中、メインステージに続くレッドカーペットを歩いた。メインステージでは、ルフィ役の田中さんが「“海賊王”に!!! おれはなる!!!」、シャンクス役の池田さんが「この帽子をお前に預ける おれの大切な帽子だ いつかきっと返しにこい 立派な海賊になってな」と、声優陣がそれぞれのキャラクターの名ぜりふを披露した。

 田中さんは「ONE PIECEは、シリーズがまだまだ続いているわけで、その中で映画を作ることはすごく大変なこと。毎回『この手があったか』といつも思うのですが、今回もすごくそれを感じました。見たことがないものを作ったなという感じがして、考えている人はすごいなと。ぜひ見届けてください」とメッセージを送った。イベント後には「ONE PIECE FILM RED」の全世界最速上映が実施された。

 劇場版では、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

 「コードギアス」シリーズなどの谷口さんが監督を務める。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めることも話題になっている。

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