ベルセルク 黄金時代篇:中島美嘉がテレビアニメ「MEMORIAL EDITION」ED担当 自身作詞の壮大なバラード

テレビアニメ「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」のエンディングテーマ「Wish」を担当する中島美嘉さん
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テレビアニメ「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」のエンディングテーマ「Wish」を担当する中島美嘉さん

 昨年5月に亡くなった三浦建太郎さんのマンガ「ベルセルク」が原作の劇場版アニメ3部作「ベルセルク 黄金時代篇」のテレビアニメ「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」で、歌手の中島美嘉さんがエンディングテーマ(ED)「Wish」を担当することが分かった。「Wish」は中島さんが原作を読み、詞を書き下ろした壮大なバラードとなる。

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 「Wish」は「愛する人を失いそれでも逢(あ)いたいと思う、かなわぬ願い」がつづられ、中島さんは「歌詞に散りばめたい詞がいくつか浮かんできて、楽しみながら楽曲ストーリーを紡ぐことができました。アニメと共に楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントを寄せている。

 「ベルセルク 黄金時代篇」は、ファンの間でも人気が高い「黄金時代」を3部作で劇場版アニメ化した。第1部「ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵」、第2部「ベルセルク 黄金時代篇 II ドルドレイ攻略」が2012年、第3部「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」が2013年に公開された。「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」は、劇場版に「夢のかがり火」など原作の名シーンが新規カットとして追加され、再編集されたメモリアル・エディション版となる。テレビシリーズとして10月からTOKYO MXほかで放送される。「黄金時代篇」が地上波で放送されるのは初めて。

 「ベルセルク」は、1989年に「月刊アニマルハウス」(白泉社)で連載をスタート。戦乱で荒廃した架空の世界を舞台に、巨大な剣を使うガッツが、異形の化け物を相手に壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いている。昨年9月に第364話が掲載されて以来、休載していたが、6月24日発売の「ヤングアニマル」(同)13号で連載を再開した。三浦さんの親友で「自殺島」などで知られるマンガ家の森恒二さんが監修し、「原作・三浦建太郎 マンガ・スタジオ我画 監修・森恒二」として連載を再開した。

 ◇スタッフ(敬称略)

 メモリアル・エディション監督:佐野雄太▽劇場版監督:窪岡俊之▽脚本/メモリアル・エディション脚本総監修:大河内一楼▽キャラクターデザイン/総作画監督:恩田尚之▽アニメーションディレクター:岩瀧智▽美術監督:中村豪希、竹田悠介、新林希文▽動画検査:梶谷睦子、加来由加里▽色彩設計:成毛久美子▽CGI監督:草木孝幸、廣田裕介、斉藤亜規子、今中千亜季▽編集:重村建吾▽音響デザイン:笠松広司▽音楽:鷺巣詩郎▽アニメーション制作:STUDIO4℃

 ◇キャスト(敬称略)

 ガッツ:岩永洋昭▽グリフィス:櫻井孝宏▽キャスカ:行成とあ▽ジュドー:梶裕貴▽リッケルト:寿美菜子▽ピピン:藤原貴弘▽コルカス:松本ヨシロウ▽ガストン:矢尾一樹▽バズーソ:ケンドーコバヤシ

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