オールドルーキー:“梅屋敷”増田貴久が熱弁 プレゼンのせりふに視聴者も涙「胸に響きました」(ネタバレあり)

ドラマ「オールドルーキー」第7話の一場面(C)TBS
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ドラマ「オールドルーキー」第7話の一場面(C)TBS

 俳優の綾野剛さんが主演するTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠の連続ドラマ「オールドルーキー」第7話が、8月14日に放送された。これまでの放送では、どこかとがった部分があった梅屋敷(増田貴久さん)が熱弁を振るい、SNSは「めちゃくちゃ感動した」「梅ちゃん(梅屋敷)のすてきな言葉が胸に響きました」などの反響で盛り上がった。

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 ◇ネタバレがあります

 ドラマは、「HERO」やNHK連続テレビ小説「まんぷく」などを手掛けた福田靖さんのオリジナル作。サッカー日本代表を経験するも現役を引退した新町亮太郎(綾野さん)が、アスリートのマネジメント会社「ビクトリー」で働きながら、セカンドキャリアを歩む姿を描く。

 第7話では、パリパラリンピックの日本代表候補の車いすテニス選手の吉木修二(福山翔大さん)がスポンサーを探してほしいと「ビクトリー」に依頼。新町、塔子(芳根京子さん)、梅屋敷は、その迫力に圧倒され、梅屋敷は、パラアスリートと契約する意義を、いつになく熱く高柳(反町隆史さん)に訴える。その背景には梅屋敷の秘めた思いがあって……と展開した。

 梅屋敷が高柳に熱く訴えた理由とは、車いすに乗るめいっ子の近藤桜(池端杏慈さん)の存在だった。桜もテニスをやっていたが、中学1年生の時に脊髄(せきずい)の病気で、その後は車いす生活を余儀なくされ、テニスからも離れてしまっていた。

 スポンサー探しに難航していた梅屋敷たちのもとに、大手企業「日本海上運送」から問い合わせが来る。社長の湊啓一郎(平田広明さん)を前にプレゼンを行った梅屋敷は「吉木さんのことも、どこかでかわいそうって思っていたんです。でも、必死に頑張っている姿を見て、間違っていることに気づきました。パラスポーツは特別なものではない。どのスポーツともなんら変わらないです。障害はハンデじゃない。君の個性だよって」と熱弁。

 続けて「もし応援してくださるのであれば、一人のアスリートとして向き合ってください。ボランティアではなく。そうすれば、吉木さんは必ず御社に恩返ししてくれると思います」と言い、社長を口説き落とし、吉木のスポンサー獲得に成功した。

 そして、梅屋敷は「つまらなかったらなんでも買ってあげる」という約束をして、吉木の試合を見に来るように桜を誘う。試合後、桜は「つまらなかった」と言うも、梅屋敷に「車いす買って」とおねだり。前を向き始めた桜を前に、梅屋敷は大粒の涙を流した。

 SNSでは「いろんな背景はあれどアスリートとしての喜びや苦しみや努力に差はない」「『君の個性だよ』と語る梅ちゃんかっこよかった」「本来の梅ちゃんの姿が見られて熱くなるお話でした」など、感動の声が集まった。

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