ちびまる子ちゃん:4年ぶりコミックス続巻 さくらももこさんの「遺志を引き継ぎ新たな形で」 アシスタント小萩ぼたんが作画

10月25日発売の「ちびまる子ちゃん」のコミックス第18巻に収録される「天女のはごろも伝説の巻」の扉絵(C)さくらプロダクション
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10月25日発売の「ちびまる子ちゃん」のコミックス第18巻に収録される「天女のはごろも伝説の巻」の扉絵(C)さくらプロダクション

 故・さくらももこさんの人気マンガ「ちびまる子ちゃん」(集英社)の約4年ぶりとなるコミックス続巻の第18巻が、10月25日に発売されることが分かった。さくらさんが2018年8月に死去し、同年12月発売のコミックス第17巻で一度完結を迎えたが、さくらプロダクションで長年さくらさんのアシスタントを務めた小萩ぼたんさんが、さくらさんがテレビアニメ用に書き下ろした脚本をマンガ化した。「天女のはごろも伝説の巻」「ハロウィンパーティーをやろうの巻」など完全新作7編が収録される。

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 さくらプロダクションの「自分で書いた脚本をマンガで残したいと少しずつ描き始めていたさくらの遺志を引き継ぎ、新たな形で皆様にお届けしたい」、同作を連載したマンガ誌「りぼん」(集英社)編集部の「さくら氏が遺(のこ)した作品をマンガにしたい」という思いから、続巻が発売されることになった。

 「ちびまる子ちゃん」は、静岡県清水市(現・静岡市清水区)を舞台に、小学3年生のまる子の家族、友人との日常を描いたマンガ。1986年に「りぼん」で連載を開始した。テレビアニメが今年5月に1500回を迎えたことも話題になった。さくらさんの展覧会「さくらももこ展」が、11月12日~12月25日に香川・高松市美術館で開催される。

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