和牛:劇場版「プリキュア」でアニメ声優初挑戦 ロボット役にびっくり

「映画デリシャスパーティ プリキュア 夢みる お子さまランチ!」に出演する「和牛」(C)2022 映画デリシャスパーティ プリキュア製作委員会
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「映画デリシャスパーティ プリキュア 夢みる お子さまランチ!」に出演する「和牛」(C)2022 映画デリシャスパーティ プリキュア製作委員会

 お笑いコンビ「和牛」が、人気アニメ「プリキュア」シリーズの第19弾「デリシャスパーティ プリキュア」の劇場版アニメ「映画デリシャスパーティ プリキュア 夢みる お子さまランチ!」(座古明史監督、9月23日)に声優として出演することが分かった。「和牛」の2人は、ラジオの朗読劇(オーディブル)やCMのキャラクターに扮(ふん)することはあったが、アニメで声優に挑戦するのは初めて。劇場版の舞台となるお子様ランチのテーマパーク・ドリーミアのロボットを演じる。関西弁と標準語を駆使して複数体のロボットを演じ分けるという。

ウナギノボリ

 アニメを手がけるプロデューサーは「本作の明るくおいしそうな世界観に和牛さんがぴったり」とオファーしたといい、川西賢志郎さんは「(マネジャーに)漫才みたいに掛け合いのある役なの?と聞きましたら、『あ、ロボットです』と言われました。驚きました」とコメント。水田信二さんは「元々、料理人をやっていたことがようやく(仕事に)つながりましたね」と話している。

 川西さんは「お子さんなりの視点と親目線での楽しみ方の2パターンがあるんじゃないかと思いました。一役だけじゃなくて、いろいろなロボットの声を我々やってますので、見ていただけたらありがたいです」、水田さんは「見る年代によって、感じるものが違うと思うので、今回見てもらって、年を取ってからも見てほしいので、4年に1回は見てほしいですね(笑い)」とメッセージを寄せている。

 劇場版は、おむすびのタワーや、パンの観覧車、ラーメンのコースターなど食べ物をモチーフにしたアトラクションがあり、食べ放題、遊び放題のドリーミアで異変が起きる……というストーリー。「HUGっと!プリキュア」「フレッシュプリキュア!」などの座古さんが監督を務め、田中仁さんが脚本を担当する。人気声優の花江夏樹さんがドリーミアの園長・ケットシーを演じる。

 「デリシャスパーティ プリキュア」のモチーフは「ごはん」で、テーマは「ありがとうの気持ち」「シェアする喜び」、キーワードは「ごはんは笑顔」。世界中のおいしい料理が集うステキな街・おいしーなタウンを舞台に、プリキュアがみんなの“おいしい笑顔”を守るために活躍する姿を描く。ABCテレビ・テレビ朝日系で毎週日曜午前8時半に放送。

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