名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
人気アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズの新作「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ」(永岡智佳監督)。抜群のアイドル性と高いライブパフォーマンス力が魅力の人気アイドルグループ「ST☆RISH(スターリッシュ)」が「音楽で世界を旅する」をテーマにライブを繰り広げる。「うたの☆プリンスさまっ♪」は、2010年にゲーム第1作が発売されてから約12年、音楽、アニメなどさまざまなメディアミックスを展開してきた。一十木音也役の寺島拓篤さん、一ノ瀬トキヤ役の宮野真守さんに、これまでのST☆RISHの活動、新作への思いを聞いた。
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寺島さん 前作の映画は3グループ合同のライブでしたし、単独というのがうれしかったです。
宮野さん 旅をテーマにしているのもすてきですね。今はなかなか旅に行けないですし。
寺島さん そうですね。見ている我々をいろいろ世界に連れ出してくれて、心が解放されていく感じもうれしかったです。
宮野さん ライブが中心ではありますが、ドラマチックなんですよね。「うた☆プリ」の立ち上げの頃から、みんなで切磋琢磨して頑張ってきた時間があるし、作品の中でもいろいろなことが起きました。スペシャルテレビアニメ(うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ ~旅の始まり~)で、僕らはライブに行く前の彼らの姿も見てきましたし、胸が熱くなりました。
宮野さん MCでのやりとりにも成長を感じますしね。それに、アイドルの表情が豊かなんです。
寺島さん 表情が豊かで、ここまでか!と驚きました。
宮野さん スタッフの皆さんの思いにもグッときましたし、感慨深いものがありました。
寺島さん 音也は温かく、優しく、成長したことで、どちらかというと穏やかな面も見えるようになりました。今回のソロパフォーマンスは激しく、彼の根源的な荒々しさも出ています。成長し、こういう姿も見せるのか!と懐の深さを感じたところもありました。
宮野さん 「レジェンドスター(うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター)」を経て、自分の内面に向き合い、その後だから見せられる男らしさがあるんですよね。
寺島さん 強くなったからできることなんです。これまで演じてきたから、その深みが分かります。「キングダム(劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム)」で一歩進み、さらにそこから進んだステージになっていて、圧倒されました。
宮野さん 僕は「レジェンドスター」の主題歌「テンペスト」を歌っているのですが、ストーリーが印象的で、音也に向けて歌詞を書いたところもあります。音也が今回、こういうパフォーマンスを見せていて、格好いい!と改めて感じていました。
寺島さん UKロックを全身で表現していて、そこも格好いい。今までCDジャケットでロックっぽい格好をしたことはあったけど、ここまでロックなパフォーマンスはなかったので、よりグッと引き込まれました。あとはフィッシュ&チップスを食べるしかない。
宮野さん マイクスタンドに付けてほしいね(笑い)。
寺島さん どこに付けるの!? ひょっとしたらバックステージのケータリングであったかもしれないけど(笑い)。
宮野さん トキヤはエンターテインメントにこだわって突き進んでいます。僕もエンターテインメントに対して真剣に向き合っているので、トキヤを本当にリスペクトしているし、シンパシーを感じていて、どんどんリンクしているようにも感じています。いろいろな楽曲に挑戦できるトキヤだからこそできたステージだと思うんです。今まで、バラードやEDMもあって、今回はジャズ、ブロードウェーミュージカル風で勝負するところは、彼らしいな!と思いました。僕もブロードウェーミュージカルを経験したので、そこに感じるものがありました。
寺島さん トキヤはいつも楽曲のテイストが違うので、この人の表現の幅はどこからくるんだろう?と思っています。その根源をたどると、やっぱりマモちゃん(宮野さん)が演じているからなんですね。マモちゃんとトキヤが影響し合い、シンクロしているんです。二人共、どんどん限界を超えていくんです。マモちゃんのステージも毎回そうだし、トキヤのステージもどんどんレベルアップしていきます。次は何してくれるんだろう? 早く次を見たい!と思うんですね。
宮野さん それぞれ気になりますね。個性が爆発しています。レンの色気、セシルのファンタジー、真斗の美……どれもすごいんです。
寺島さん 個性ってこういうものなんだ!と感じました。表面だけじゃない、内面から湧き出る個性を感じるんです。例えば、レンはもっと余裕のある大人のステージでもいいかもしれないけど、すごい情熱を見せてくれます。
宮野さん 汗の表現もすごかった! セシルの神秘的な空気もすごいです。軽やかな空気感で、出し惜しみなしに飛ぶしね。すごいよ! すてきだったね。
寺島さん 劇中のファンが応援の声を出してくれているので、映画館で聞くと本当にステージに立っているように感じます。ライブで声を出すのが難しい今だからこそ、見てほしいですね。
宮野さん 合いの手のタイミングとかもすごくこだわっていて、リアリティーがあるんです。
寺島さん いっぱいあります。マモちゃんとは同い年だけど、最初は、ああ、宮野真守さんだ!と思っていました。ちゃんと混ざっていけるのかな?という怖さも最初はあったんです。今は普通に仲良しなんですけど。
宮野さん てらしーとの関係が一番変わったかも。僕らが初めて一緒の現場になった時、髪の毛の色が左右で違う人がいる! 怖い!と思っていた(笑い)。
寺島さん あの時のことを覚えていたの!? 谷山(紀章)さんも絶対怖い人だ!と思ったら、可愛いし、優しいですしね(笑い)。やっぱり一緒にステージに立つ中で、いろいろな話をしたりして、段々と距離が近くなっていきました。今は会うのがとにかくうれしいんです。
宮野さん 安心するよね。リアルでライブがあったことが大きいです。一緒に濃密な時間を過ごし、経験を積み重ねて、絆になっていきました。
寺島さん 楽しみがどんどん増えて、みんなで集まりたい!となりますよね。
宮野さん 最初はどうしたらいいのか分からなかったけど、ライブの中でも僕らが、こんなこともできる!と、どんどんアップデートしてきましたしね。
宮野さん 僕は基本、冗談を言いたい人なんですけど、てらしーはちゃんと拾ってくれる。ちゃんと拾ってくれる人がいないと、変な人になっちゃう(笑い)。拾ってくれるから、笑いとして成立する。ありがたいです。
寺島さん 僕もそうだけど、みんなマモちゃんを放っておかない(笑い)。アイドルがそれぞれの個性を尊重しているように、僕らもそれぞれの個性を尊重しています。今は余裕を持って楽しんでいます。演じる時にもその空気感が出ると思うんです。MCでも絆を感じることもありますし。
宮野さん 僕らのMC、とびっきり面白いよ! 自分でも思う(笑い)。MCだけのライブがあってもいいんじゃない。
寺島さん それ、トークライブだよ! 以前、ファンミーティングをやらせてもらったよね。
宮野さん 鳥海(浩輔)さんのジェスチャーゲーム、下野(紘)さんのお絵描きとかも爆笑でしたよ。僕らは、バラエティー向きなんですよ(笑い)。
寺島さん また、やりたいね。まだまだやりたいことがいっぱいあります。
寺島さん 細かいところを見ても楽しめますし、ダイナミックな音と映像をそのまま浴びても楽しめます。マジLOVEライブ上映(無発声の応援上映)もありますし、いろいろな楽しみ方がありますよ。ワクワクしながら見てください!
宮野さん エンドロールまでしっかり見てほしいですね。リハの風景、集合写真……とそこを含めて最後までずっと楽しめます。それに、この作品を見て、希望を抱いていただきたいです。今はライブでなかなか声が出せないけど、劇中ではファンのみんなが声を出しています。また、こういうライブができる日がきてほしいんです。声を出して一緒にライブを楽しむ日を待ち望んでいます。
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2024年12月22日 20:00時点
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