田中真弓:「ONE PIECE」最終章は「『FILM RED』から始まっている」 山口勝平と大阪に

「ONE PIECE FILM RED」の舞台あいさつに登場した田中真弓さん(左)と山口勝平さん(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
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「ONE PIECE FILM RED」の舞台あいさつに登場した田中真弓さん(左)と山口勝平さん(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)の舞台あいさつが9月18日、梅田ブルク7(大阪市北区)で開催され、声優の田中真弓さん、山口勝平さんが登場した。同作は、8月6日に公開され、興行収入が140億円、観客動員数が1000万人を突破するなど大ヒットしており、主人公・ルフィ役の田中さんは、反響を受けて「いよいよ原作も最終章に入って、そこにつながっているような描写もたくさん出てきて、私たちも見ていてドキッとするようなシーンもあって。最終章は『FILM RED』から始まっているんだなって感じました。そんなところもみんなが注目してくれている理由なんだと思います」と語った。

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 劇場版の注目ポイントが話題になると、田中さんは「ブリュレが本当に可愛くて! 『カタクリお兄ちゃん……!』って言ってる時は、毎回ブリュレ可愛いな~って思って見てます。今回はウタ、ナミ、ロビン、ブリュレの4大ヒロインですから!」とブリュレのものまねを披露した。

 ウソップ役の山口からは、注目ポイントとしてエンドロールを挙げ「ガイモンさんが幸せそうでよかった~!とかボンちゃんを確認できたりとか、新世界に入ってから会えていないキャラクターがたくさん見られて楽しいし、何度も新しい発見があるので、ぜひ最後まで楽しんでもらいたい!」と語った。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子のルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まり、2021年1月には1000話に到達。今年7月で連載25周年を迎え、全世界のコミックスの累計発行部数は5億1000万部以上を誇る。テレビアニメが1999年10月にスタートし、2021年11月には1000話に到達した。

 劇場版は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

 「コードギアス」シリーズなどの谷口さんが監督を務めた。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めたことも話題になっている。

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