ニンチド調査ショー:テレ朝の新ゴールデン、世代間ギャップに着目 「忠臣蔵知らない10代」きっかけに

9月29日スタートの「ニンチド調査ショー」ビジュアル=テレビ朝日提供
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9月29日スタートの「ニンチド調査ショー」ビジュアル=テレビ朝日提供

 テレビ朝日の新クイズバラエティー番組「ニンチド調査ショー」が9月29日午後7時にスタートする。世の中のさまざまな人物、事柄の認知度を世代ごとに調査し、その結果をクイズ形式で出題するバラエティーで、木曜午後7時台の新たな“顔”となる。今年4月、6月と2度の特番を経て、10月期改編でゴールデン帯に異例のスピード“昇格”を果たした。プロデューサーの増田哲英さんに番組の見どころなどを聞いた。

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 --どんな番組か、教えてください。

 「10代が好きな昔の曲は?」「80代が斬新だと思う歌手・アーティストは?」といった、世代間の認知度を調査し、出演者が予想するクイズ番組です。また「このタレントを知っているか?」という点も忖度(そんたく)なしでクイズにします(笑い)。ジェネレーションギャップをテーマにしていますが、この番組が目指すのはまったく逆の「世代間の融合」です。テレビの前の家族、夫婦、親子に会話が生まれるような、今と昔が交差する意外な情報を楽しくお届けします。

 --番組づくりのきっかけは。

 もともとお正月特番の「おしょうバズTV」で、「若者に聞いた最近使われない言葉認知度ランキング」という企画を手掛けていたのですが、そこで10代の若者たちに取材を進めていると、今の若い世代は「忠臣蔵」をぜんぜん知らないということが分かったんです。100人以上に取材して、知っていたのはたった1人。ほぼ0%だったんです。

 調べてみると、忠臣蔵はここ最近地上波では映像化・放送されていないので、確かに当然の結果ではありましたが、それが僕にとっては衝撃的でした。「時代の流れ」といえばそれまでですけど、その世代間の認知度の違いに面白さを感じて、膨らませてみようと企画書を書きました。ありがたいことに特番でご好評をいただき、レギュラー化が決定。そのスピード感には、自分でも驚いています。

 --特番では、ゲストパネリストのタレントとしての認知度を調べ上げ、クイズにするという斬新(ざんしん)な企画も話題となりました。

 若者の「テレビ離れ」が叫ばれて久しいですが、では、今の若者のうち何%の人が、テレビに出演している芸能人を知っているだろう、と考えたのがきっかけです。実際にやってみると、こんなにも差が出るものかと……。大御所の方たちが結構“しゅん”となってしまったのですが、MCの後藤輝基さんがうまく笑いに変えてくださったので、大変ありがたかったです。

 --梅沢富美男さんの認知度が10代で「96%」でした。これには驚きました。

 そうですね、梅沢さんが若者に人気があるのは知っていましたが、それを数値化したことはなかったので、ここまで知られているのかと僕自身驚きました。調査を進めていくと、確かに僕らの世代より「テレビ離れ」を感じますが、意外と10代の若者たちにもまだまだ、テレビを見ている層もいます。梅沢さんの結果は、テレビ業界の希望なのかな、と感じました。

 --自身の認知度が公になる企画。芸能人も「覚悟」が必要かと思います。レギュラー化しても続行しますか。

 企画は続けていきますが、出演を断られないか、いつもドキドキです(笑い)。実は断られそうな人にはまだ声をかけていないのですが、今後は果敢に挑戦していきたいです!

 --ちなみに、テレビマンとして、これまでどんなお仕事を?

 2003年にテレビ朝日に入社し、ADとして「愛のエプロン」、ディレクターとして「シルシルミシル」「ザワつく!金曜日」などを担当し、主にバラエティー畑を歩んできました。今回、レギュラー番組で、初めて一人でプロデューサーにも挑戦します。

 --改めて、新番組の見どころをお願いします。

 「シートベルトをしなくても良かった」「卒業アルバムに個人情報が載っていた」「週休1日」など、私たち昭和・平成世代では当たり前だと思ったことが、若者の間では当たり前じゃない、ということが知れたり、逆に若者たちには「昔はこんなことがあったんだ!」と発見があると思います。家族みんなで楽しめる番組を目指しますので、よろしくお願い致します!

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 「ニンチド調査ショー」レギュラー初回は2時間スペシャルで、「80代に聞いた今一番人気があると思う男性俳優は?」「70代が“斬新な音楽”だなと思うアーティストは?」「10代が驚いた“昭和・平成の常識”ランキング」などをラインアップ。29日午後7時~同8時54分に放送する。


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