機動戦士Zガンダム:Zガンダムの決定版目指す 話題のMG Ver.Ka 変形機構のこだわり

「機動戦士Zガンダム」のZガンダムのプラモデル「MG 1/100 ゼータガンダム Ver.Ka」
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「機動戦士Zガンダム」のZガンダムのプラモデル「MG 1/100 ゼータガンダム Ver.Ka」

 アニメ「機動戦士Zガンダム」に登場するZガンダムのプラモデルが、バンダイスピリッツの「MG Ver.Ka」シリーズから「MG 1/100 ゼータガンダム Ver.Ka」として2023年2月に発売されることが話題になっている。「MG Ver.Ka」は、デザイナーのカトキハジメさんがプロデュースするシリーズで、プロポーションとウェイブ・ライダーへの変形の両立を目指した。価格は7150円。9月29日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕したイベント「2022 第60回全日本模型ホビーショー」で、バンダイスピリッツの担当者が変形機構のこだわりを語った。

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 「アニメで見ていたZガンダムを立体化したい。決定版を目指した」と企画を進めたといい、過去のZガンダムや可変モビルスーツのガンプラの変形機構を再研究し、変形のための複雑な構造、ストレスになる部分を検証した。変形工程に各所ロック機構を採用し、ウェイブ・ライダー形態でも各所が固定される。

 担当者は「アニメのプロポーションを保ちながらしっかり変形する。遊びやすさに気を配っている。なるべく簡単な変形を目指した。新たなギミックを取り入れ、変形しながら各所がロックするため、ウェイブ・ライダーでも安定感が得られる」を語った。

 アニメの設定画を検証することで「最新のガンプラですがちょっと懐かしいガンプラを目指した」といい、「これまでのZガンダムは変形機構の都合で、胸が前に出ていたが、変形機構を一新した。素組みでも設定画に近いカラーリングになる」と自信を見せた。

 「2022 第60回全日本模型ホビーショー」は9月30日が業者招待日で、一般公開日は10月1、2日。

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