SPY×FAMILY:新ED主題歌にyama くじらとタッグの「色彩」 テレビアニメ第2クール

テレビアニメ「SPY×FAMILY」第2クールのビジュアル(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会
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テレビアニメ「SPY×FAMILY」第2クールのビジュアル(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「SPY×FAMILY」の第2クールで、歌手のyamaさんがエンディングテーマ(ED)「色彩」を担当することが分かった。第2クールの初回となる第13話「MISSION:13 プロジェクト<アップル>」がテレビ東京系で10月1日に放送され、楽曲がお披露目された。「色彩」は、ボカロPのくじらさんが手がけたアップテンポな楽曲となっている。

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 yamaさんは、SNSを中心に人気の歌手。2018年に活動を開始し、カバー曲をYouTubeで公開するなどして注目を集め、2020年4月に自身初となるオリジナル楽曲「春を告げる」をリリース。同楽曲は、ミュージックビデオの再生回数が約1億回、ストリーミングの累計再生回数が約3億回を記録するなどヒットした。

 yamaさんは「SPY×FAMILY」のED主題歌を担当することになり、「自分yamaと今回楽曲を書いたくじらのタッグでオファーをいただいた時は、まさか主題歌を自分が担当できると思っておらず、本当にうれしく思いました。光栄な機会をいただいたからには必ず全力で応えたい!と思ったのを覚えています」とコメント。

 「SPY×FAMILY」の原作を読んだ印象を「互いの正体を隠している関係の危うさにハラハラしますが、アーニャが懸命につなぎ目となって小さな幸せを3人で積み重ねていく様子は読んでいてほほ笑ましく、温かいなあと感じます。ロイド、アーニャ、ヨルは、それぞれ人並外れた能力を手にしていますが、人には言えない秘密や孤独、不器用さを抱えている人間らしさに共感します。物語に非日常と日常が混在している中で、何気ない日常の幸せが当たり前ではないという普段自分たちが見失いがちなことにも、作品を通して気付かされるように思います」と話している。

 楽曲については「完璧な人間はおらず、周囲の人から影響を受けながら危機や困難を乗り越え成長していく過程はまさに物語です。ロイド、アーニャ、ヨルの人生にそれぞれの物語があります。過酷な人生で腐らずに『大人』になっていくのは難しいことだと思います。しかし悲しみや不安を抱えることも間違いなく人生の彩りの一つであり、ありのままで自らが信じている方へ進んでほしいと思いながら歌っています。誰かの物語と交わった時に黒く濁るのではなく、それぞれが持つ色の影響を受けながら色彩が豊かになっていくようにと。この物語の彼、彼女らが輝いていくようにと願っています」と思いを語っている。

 「SPY×FAMILY」は、2019年3月に「少年ジャンプ+」で連載をスタート。すご腕スパイが、任務のためにかりそめの家族を作り、新生活を始める……というストーリー。スパイの父、超能力者の娘、殺し屋の母が互いに正体を隠して生活することになる。

 アニメは「機動戦士ガンダムUC」などの古橋一浩さんが監督を務め、「進撃の巨人」などのWIT STUDIO、「約束のネバーランド」などのCloverWorksが制作する。第1クールが4~6月に放送された。第2クールは、テレビ東京系で放送中。

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