ドラえもん
「大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル」
12月31日(水)放送分
小説投稿サイトなどで人気の“悪役令嬢”ライトノベルが原作のテレビアニメ「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました(悪ラス)」。10月からTOKYO MX、MBSほかで放送中の同作で乙女ゲームのラスボスである魔王・クロードを演じるのが、人気声優の梅原裕一郎さんだ。クロードは乙女ゲームの中では恐ろしいラスボスではあるが、梅原さんは「クロードの素の部分、純粋さ、優しさを表現することを意識した」と語り、その口説きぜりふにもこだわったという。アフレコの様子や、作品の魅力を聞いた。
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「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」は、永瀬さらささん作、紫真依さんイラストのライトノベル。公爵家の“令嬢”、アイリーンが、前世の記憶を取り戻し、自分が乙女ゲーム「聖と魔と乙女のレガリア」の悪役令嬢に転生していることに気が付き、破滅フラグの起点であるラスボスの魔王・クロードを攻略して婚約者にしようとする……というストーリー。高橋李依さんがアイリーンを演じる。
梅原さんは「悪ラス」の魅力を「熱い物語」と表現する。
「何とかバッドエンドを回避しようと頑張るアイリーンと、物語がストレートに進んでいけば魔王として暴走してしまう運命にあるクロードが出会って、運命がどんどん変えられていく。定められた運命を変更していく熱い物語だと感じました」
クロードは、元々は乙女ゲームの舞台であるエルメイア皇国の廃嫡された第一皇子で、皇国を追い出される形で魔王として暮らしている。
「クロードは、魔王然とした怖そうなキャラクターとして登場するのですが、元々の優しい性格は変わっていないんです。アイリーンのおかげで、その本質の部分が徐々に出てくる。序盤こそ人間を信じられない部分もあるキャラクターなので、アイリーンに対しても『踏み込ませないぞ』という意志を見せるのですが、いかんせんアイリーンがぐっと詰め寄ってくるので、すぐにたじたじになってしまうんです(笑い)。だから1話の段階から素の部分が出るように演じましたし、中盤から終盤に向けては、より一層、クロードの純粋さ、優しさをどんどん出していこうと意識しながら演じました」
作中では、大胆な行動に出るアイリーンに押され気味のクロードだが、甘い口説きぜりふでアイリーンをキュンとさせるシーンも描かれる。
「口説きぜりふはあまりいやらしくならないように意識しました。クロードの場合は、子供がお気に入りのおもちゃを見つけたぐらいの純粋さが乗っていたほうがいいんだろうなと。純粋だからこそ、クロード的にはただ思ったことを言ったというぐらいの雰囲気にしたいなと思いました。ただ、乙女ゲームの世界の話なので、分かりやすい口説きぜりふにもしたかったので、そのちょうど中間を狙うぐらいの気持ちで演じました」
アイリーン役の高橋さんは「梅原さんの声には“魔力”がある」といい、「お芝居の中に秘められた危なさ、優しさがすごく魅力的」とも語っていた。
「それはうれしいですね。ただ、僕はいわゆる“七色の声”みたいな人間ではないので、本当に一色しか出ない人間なので(笑い)。それが声優をやってる上でのコンプレックスでもあるんですけど、そう言っていただけるということは、逆にその一色を強みにして、頑張りたいですね」
「悪ラス」では、破滅フラグを回避するために距離をどんどん詰めてくるアイリーンと、それにたじたじになるクロードとの掛け合いも見どころの一つとなっている。梅原さんは、高橋さんとの掛け合いを「とてもやりやすかった」と振り返る。
「高橋さんの演技が本当に真っすぐに飛んでくるので、クロードとしても、僕としても、せりふがぶっ刺さってくるんですよね。クロードが動揺するシーンも、アイリーンとしてせりふを投げてくれるので、受けはとてもやりやすかったです。アイリーンのせりふは、言い回しが独特で丁寧な言葉でしゃべらなければいけないので、結構言いづらいことも多いと思うのですが、それを難なく高橋さんがやられてるので、すごいなと思いながら聞いていました」
梅原さんにとってクロードは「あまり演じたことがなかったキャラクター」でもあったという。
「ここまで女の人にたじたじになる役って、あんまり演じたことがなかったので、どうしようかな?とも思っていたのですが、そのシーンが結構楽しくて。口説きぜりふよりも、たじたじになっているところがクロードの本質の部分でもある。全くラスボスではない人間としてのクロードは、演じていても楽しかったですし、僕にとって新しい挑戦だったのかなと思います。女の人の方にぐいぐい来られて、うろたえる魔王の姿が新鮮で面白かったですね」
“魔力”のある声で放たれる口説きぜりふ、たじたじになる魔王。「悪ラス」では、梅原さんのさまざまな魅力が感じられるはずだ。
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