King & Prince高橋海人:映画「Dr.コトー診療所」で見た目はチャラいが腕は確かな新米医師に 監督は“強い意志と野心”に太鼓判(コメント全文)

映画「Dr.コトー診療所」に出演する「King & Prince」の高橋海人さん(C)山田貴敏(C)2022映画「Dr.コトー診療所」製作委員会
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映画「Dr.コトー診療所」に出演する「King & Prince」の高橋海人さん(C)山田貴敏(C)2022映画「Dr.コトー診療所」製作委員会

 人気グループ「King & Prince」の高橋海人さんが、吉岡秀隆さんの主演映画「Dr.コトー診療所」(中江功監督、12月16日公開)に出演することが明らかになった。高橋さんは、大病院の御曹司で新米医師の織田判斗(おだ・はんと)を演じる。

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 高橋さんが演じる判斗は、へき地医療を学ぶため、志木那島に2カ月間の研修でやってくる。一見チャラそうな見た目と振る舞いからなかなか島民に受け入れられないが、確かな腕を持ち、物事を冷静に見る一面も併せ持つという役どころだ。高橋さんの演技に、中江監督は「一人の役者として、高橋海人にしかできない織田判斗というキャラクターを誕生させてくれたことに感謝しています。『お芝居を真剣にやりたい』という言葉に強い意志と野心も感じられました。これからが本当に楽しみな役者です」と太鼓判を押した。

 「Dr.コトー診療所」は、山田貴敏さんの同名マンガが原作。美しい自然に囲まれた架空の島、志木那島を舞台に、東京から赴任した外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との関わり合いを通して命の尊さを描く。連続ドラマとして2003年7月期にシーズン1、2006年10月期にシーズン2が放送され、2004年にはスペシャルドラマも放送された。シーズン2では、シリーズ最高視聴率25.9%を記録し、大ヒットした。

  映画では、「16年後のコトー」の島での暮らしや、島の人々の“今”が描かれる。52歳になったコトーの穏やかな日常に、ある変化が忍び寄る……という物語が展開する。

 ◇高橋さんのコメント

 出演が決まったときは「あの作品に出られるの!?」という気持ちでした。僕が4歳のときに始まったドラマですが、再放送を母と一緒に観ていたので、あの世界観に自分が入れるのか……と思うと、気持ちが高ぶりましたし、自分がいただいた役の重みを受け止めながら、自分にできることを一つ一つ、真剣に熱を持ってぶつかろうと思いました。

 僕が演じた判斗とコトー先生は、医療に対しての向き合い方がまったく違って、判斗自身は現実主義でマニュアルに従って今までやってきた人で、それとは対照的に、効率も関係なく島民に対する愛情や優しさで仕事をするコトー先生は判斗からしたらすごく浮世離れしていて……でも、判斗がただ嫌なやつではなくて「判斗みたいな人間もいるよな」と共感してもらえるようにと考えながら演じました。

 僕は自分の中で解決しようと思ってしまうタイプの人間なのですが、現場では、監督をはじめ皆さんが全員そろって、シーン一つ一つを良くするために話しあっていて。しっかりと細かいところまで突き詰めるから、「Dr.コトー診療所」はこれほど人の心を打つのだと感じました。

 ※高橋海人さんの「高」は「はしごだか」。

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