全国各地の有名大学に通う現役の女子大生10人がパーソナリティーを務めるMBSラジオの番組「イマドキッJDナイト」(日曜午後11時半)。ミスキャンパス出身者、アナウンサーや女優、タレントの卵たちが集結し、彼女たちの間で今、はやっていることや話題のモノを紹介する情報発信バラエティーだ。番組は7月にスタートし、はや3カ月が経過。グラビアアイドルとしても活躍する竹内花さんをはじめ、関田日向さん、山中ありささん、立花蘭さん、山中日和さんの番組パーソナリティー5人に話を聞いた。
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普段は別々の大学に通い、出身地もバラバラだという5人だが、収録のたびに顔を合わせ、交流を重ねてきた。すでに放送は10回以上を数え、立花さんは「初めての収録は緊張していて、あまりしゃべれなかったのですが、だんだん仲が深まってきたというか。学校外の交流の場として毎回、収録も楽しみに来ています」と声を弾ませる。
番組でMCの一人を担う関田さんは「始まるまでは『私なんかで大丈夫?』という不安はありましたが、みんなが助けてくれて、積極的に会話に入ってくれるので、すごくありがたいなって感じています」と共演者に感謝。竹内さんは「ラジオ番組は初めてだったのですが、表情とかが出ない分、ありきたりな言葉では伝わらないっていう難しさもある」としながらも、「回を重ねるごとに少しずつ慣れてきて。楽しく参加させてもらっています」と充実感をにじませる。
また、周囲の反響も良く、山中ありささんは「大学生がラジオ番組をやるってことで身近に感じてくれて聴いてくれたり、あと(パーソナリティーの中に)ミスコン出身のメンバーもいるので、それぞれのファンの方が聴いてくれているんじゃないかって感じています」と手応えを明かし、山中日和さんも「家族、親戚、大学や地元の友達、みんな聴いてくれていて、会うたびに話題にしてくれます。楽しんで聴いてくれているんだってことを実感できて、うれしいですし、また頑張ろうって気持ちになります」と笑顔を見せる。
番組はMCにもアナウンサーやタレント、お笑い芸人などを起用せず、現役の女子大生のみ出演しているのが特徴。関田さんはMCとして「話せていないメンバーを作らないように、均等に話を振らなくてはいけないなって思ってはいるのですが、でもそこは難しくて」と苦労を明かしつつ、「番組のテンションを自分で作らないといけなかったりもするので、オープニングの第一声は、なるべく『みんなの気持ちを上げられるように』ということは気をつけています」と使命感をのぞかせる。
一方で、現役の女子大生が集まる番組らしく、ふいに「ザ・女子会」みたいな展開になることがあるといい、竹内さんは「そういったところはリアルというか、面白いと思いますし、『こういう感じなんだ、イマドキの女子大生は』と思ってもらえるところがこの番組のいいところだと思います」とアピールする。
山中ありささんも「家で聴いていて、自分たちの収録なのに笑えるというか、自分がしゃべっているところに自分でツッコミを入れてしまう。大学生10人だけで作る番組って珍しいのかなって思いますし、聴いてくれる人たちも『こんな番組は他にない』と思ってくれているんじゃないのかな」と話していた。
番組では、“イマドキの女子大生”として、自分の意見をしっかりと発信することも求められる彼女たち。
ファッションやスイーツなどに加えて、10人の中には脱毛専門サロン「ミュゼプラチナム」のミュゼアンバサダーを務めるメンバーもいるなど、美容も関心事の一つ。竹内さんは「美容も、はやり廃りが早くて、そういうものをしっかりとチェックしないとな、とは思っていて。例えば田中みな実さんとか、美容に詳しい方の情報をSNSとか雑誌とかでチェックはしています」と話す。
また、番組に参加することで視野が広がることもあるといい、立花さんからは「年齢も大学も住んでいる場所もそれぞれ別々だったりするので、自分が考えてなかったこと、着眼点があって、すごく参考になります」といった意見も。山中日和さんも「『こういう考え方をするんだ』とか『こういう考え方もすてきだな』とかあって、すごく面白いですし、私も収録でたくさん吸収できたら」とうなずいていた。
今後、番組では「お泊まり女子会」や「超真面目な会議」、くだらないテーマにみんなが全力で意見をぶつける「討論会」まで実現したいことは多々あるというが、竹内さんは「みんな慣れてきて、みんな結構、しゃべるんですね、自分のことだったりを。それぞれ個性があって、方言が出たり、性格が出ているなって私は思ってきている」とさらなる盛り上がりを示唆。
関田さんは「番組は収録なので実際はこの何倍もしゃべっていて、本当に盛り上がっているので、そういった感じも想像して聴いてもらえたら」と語っていた。