silent:ラスト7分の奈々が話題に 視聴者「一回も声出してないのに」夏帆の名演に称賛の声

連続ドラマ「silent」第6話のワンシーン (C)フジテレビ
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連続ドラマ「silent」第6話のワンシーン (C)フジテレビ

 女優の川口春奈さん主演の連続ドラマ「silent」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第6話が11月10日に放送された。ラストの7分間は、夏帆さん演じる桃野奈々を軸としたシーンの連続で、圧巻の演技に称賛の声が広がった。

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 思いを寄せる佐倉想(目黒蓮さん)が、元恋人の青羽紬(川口さん)と向き合い始めたことを察した奈々。紬の元へ行き「ちょっと話せる?」とカフェに連れ出した。

 想のために手話を習う紬は、奈々とも手話でやり取りする。そんな紬に、奈々は「手話上手だね」と語りかけ、「想くんにも手話教わってる?」と聞く。紬は「はい。私まだ全然できないから、よく『間違ってるよ』って教えてくれます」と返した。

 すると、奈々は「私が想くんに手話を教えたの」といい、「プレゼント使い回された気持ち。好きな人にあげたプレゼント、包み直して他人に渡された感じ」と打ち明ける。それから「想くんどんな声してる? 聞いたことあるでしょ? どんな声してるの?」と尋ね、高校生のころに電話をしていたと話す紬に「いいね。羨ましい」とこぼす。

 「たまに夢に見る。好きな人と電話したり、手つないで声で話すの。憧れるけど、恋が実ってもその夢はかなわない。恋もかないそうにないんだけどね」言う奈々。耐えきれずにその場を後にし、涙しながら歩く。

 その後、回想シーンが展開。奈々に手話を教わる想が「最近筆談いらなくなったよね。奈々と手話だけで話せるようになるのを目標にして手話覚えた。奈々にだけ伝わればいいから」と話し、うれしさをかみ締める奈々の姿がクローズアップになった。

 再び現在のシーンに戻ると、奈々のスマホに想から連絡が入る。辺りを見回すと、自分の元に向かってくる想の姿があった。「どうしたの?」と心配する想に、奈々はスマホを耳に当てて、さらに涙をあふれさせた。

 SNSでは「夏帆ちゃんの演技見入ってしまった」「手話の表情がうますぎる」「圧巻だった」「一回も声出してしゃべってないのに……すげぇ」「今夜は夏帆ちゃん劇場だった」と称賛の声が相次いだ。

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