大みそかに放送される「第73回NHK紅白歌合戦」の出場者が11月16日に発表された。そこで話題を呼んでいるのが、初出場となる韓国の6人組ガールズグループ「IVE(アイブ)」だ。韓国でのデビューから約1年、日本でのデビューから2カ月足らずというスピードで、日本を代表する大舞台に立つことになったIVE。とはいえ、メンバーはおろかグループ名も知らなかったという人も多いはず。そこで、彼女たちの横顔と魅力を一から解説する。
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IVEは、ユジンさん(19)、ガウルさん(20)、レイさん(18)、ウォニョンさん(18)、リズさん(17)、イソさん(15)からなる6人組。グループ名は「I HAVE=IVE」の意味で、「私、そして私たちが持っているものを、IVEらしく堂々とした姿で見せる」という思いが込められている。
ユジンさんとウォニョンさんは、2018年から2021年4月まで「IZ*ONE(アイズワン)」のメンバーとして活躍。活動終了後の動向に注目が集まる中、順次公開されたIVEのティザービジュアルで、2人がメンバーであることが明らかになった。また、レイさんが日本人メンバーであることも話題を呼んだ。
所属はSTARSHIPエンターテインメント。これまでに「SISTAR」「宇宙少女」といったガールズグループを輩出してきた大手の事務所で、高いパフォーマンス力はもちろん、歌唱力には特に定評がある。
デビュー曲「ELEVEN」に続き、これまでにリリースした「LOVE DIVE」「After LIKE」の3曲のミュージックビデオは、いずれも再生回数が1億回を突破する人気ぶり。10月19日には「ELEVEN -Japanese ver.-」をリリースして日本デビューも果たすなど勢いを増している。
グループの特徴は、なんと言ってもそのビジュアルの強さだろう。クールさとキュートさを兼ね備えた顔立ちのメンバーがそろい、K-POPで求められるさまざまなコンセプトにも変幻自在に染まることができる。
また、全員が165センチ以上の高身長であることも強みだ。豪華なセットのステージでも負けない存在感を放ち、長い手脚を生かした振り付けもよく映える。スタイルの良さを含め、ビジュアル力の高さは早くもデビュー前から話題になり、SNSでは「デビュー前から既に完璧」「このビジュ爆発っぷりはすさまじい」「完全に仕上がってる」と熱視線が注がれていた。
パフォーマンスでは、20歳以下とは思えぬ大人っぽい表情と品の良さが魅力的で、そこからのぞく可愛らしい笑顔とのギャップも見ていて楽しい。果たして「紅白歌合戦」ではどんな姿を見せてくれるのか。大みそかを心待ちにしたい。